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アイ・エス・ビー Research Memo(15):2Qは受注増加やグループ連携の強化などで利益率が改善

2014/9/29 17:45 FISCO
*17:48JST アイ・エス・ビー Research Memo(15):2Qは受注増加やグループ連携の強化などで利益率が改善 ■財務分析と業績動向 (2)2014年12月期の第2四半期実績 2014年12月期の第2四半期決算は、売上高7,057百万円(前年同期比24.9%増)、営業利益227百万円(同58.1%増)、経常利益218百万円(同23.5%増)、当期純利益381百万円(同437.1%増)となった。売上高が前年比で大幅増収となったのは、今期から新規連結した札幌システムサイエンスの寄与が大きい。アイ・エス・ビー<9702>は売上高1,000百万円規模の企業であり、今中間期には約500百万円程度の売上高の押し上げ効果があったものと推定される。また、当期純利益が大きく増益となったのは、ノックスデータの完全子会社化に伴う負ののれん発生益295百万円を特別利益に計上したためである。 期初の計画対比では、売上高で357百万円、営業利益で27百万円、経常利益で18百万円、それぞれ上回った。当期純利益は5月2日にノックスデータの負ののれん益について上方修正したが、それとの比較では31百万円下回った。 事業の詳細のところで詳述したように、計画対比では好・不調の波があったものの、前年対比では「検証」を除くすべての分野で堅調に推移し、一部では受注単価の上昇も見られるなど、IT需要回復の大きな流れの恩恵を享受した。 利益面では、受注増加やグループ会社との連携強化などで、全体的には利益率改善方向で進捗したが、予想外の採算悪化のプロジェクトが響いて売上高総利益率は前年同期比1ポイント低下した。しかしこれを販管費削減で売上高販管費率を同1.8ポイント引き下げることで吸収し、売上高営業利益率を0.7ポイント改善した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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ソフト開発会社。通信分野などの組込み系に強み。セキュリティシステムの開発も。24.12期は拠点統廃合費用などが利益を圧迫する見込み。配当性向は3割以上目安。新中計では26.12期に営業益27億円を目指す。 記:2024/04/12