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目先は個別材料株で幕間つなぎの展開が主流となりそう【クロージング】

2022/4/8 15:59 FISCO
*15:59JST 目先は個別材料株で幕間つなぎの展開が主流となりそう【クロージング】 8日の日経平均は3日ぶりに反発。97.23円高の26985.80円(出来高概算12億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が堅調だった流れを背景に買いが先行して始まり、SQに絡んだ商いが買い越しだった影響もあって、取引開始直後には一時の27185.23円まで上昇した。ただし、買い一巡後は持ち高調整の動きが強まったほか、週末要因や新規の手掛かり材料にも乏しいことから、次第に様子見ムードが広がり、買い一巡後は前日の終値を挟んでのもみ合い展開が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が950を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、精密機器、情報通信、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼など20業種が上昇。一方、輸送用機器、倉庫運輸、ゴム製品、卸売など12業種が下落し、陸運は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、エムスリー<2413>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、テルモ<4543>がしっかりだった半面、トヨタ<7203>、7&iHD<3382>、TDK<6762>、三菱商<8058>、デンソー<6902>が軟化した。 前日の米国市場は、主要3株価指数は3日ぶりに上昇した。日経平均も前日までの2日間で3%超下落したこともあり、25日線水準までの調整を経て、いったんはリバウンドが意識されやすい水準だった。ただ、円相場が1ドル=124円近辺と円安基調にあることから、機械など輸出関連株の一角には押し目を拾う動きも散見されたが、東証によるTOPIX浮動株比率の変更が発表され、ウエイト低下が見込まれるトヨタ、7&iHDなどが弱く、指数の重荷となった。 米国株はひとまず反発しているが、セントルイス連銀のブラード総裁が年末までの会合毎に0.5%の利上げが必要であると述べるなど、引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)要人のタカ派発言から長期金利の上昇基調にある。今月末には国内主要企業の決算発表が本格化するだけに、足元の原油や商品市況の上伸や地政学リスク、ロックダウンの続く中国での経済減速懸念などが企業業績にどの程度悪影響を及ぼすのか見極めたいと考える投資家も多いだけに、目先は個別材料株で幕間つなぎの展開が主流となりそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2,189
9/4 15:00
-20(-0.91%)
時価総額 5,821,265百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8058 東証プライム
2,882.5
9/4 15:00
-151.5(-4.99%)
時価総額 12,430,729百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04