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ウクライナ情勢に関連した報道に大きく振らされる【クロージング】

2022/2/18 15:58 FISCO
*15:58JST ウクライナ情勢に関連した報道に大きく振らされる【クロージング】 18日の日経平均は続落。110.80円安の27122.07円(出来高概算11億2000万株)で取引を終えた。ウクライナ情勢の緊迫化から朝方は売りが優勢となり、前場半ばには一時26792.54円まで売られる場面が見られた。その後、米ロ外相会談が来週にも行われるとの一部報道を背景にウクライナ情勢の緊張緩和への思惑から買い戻しの動きが強まり、急速に下落幅を縮めるなど、ウクライナ情勢に関連した報道などに大きく振らされる相場展開だった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、海運、輸送用機器、医薬品、鉄鋼、その他製品など11業種が上昇。一方、鉱業、ゴム製品、空運、銀行、石油石炭など22業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、トヨタ<7203>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、日東電工<6988>が軟調だった。 バイデン米大統領は17日、「ロシアによるウクライナ侵攻の可能性が非常に高い。数日以内にも起こり得る」との見方を示すなど、ウクライナ情勢の緊迫感が強まっていることから、リスク回避の動きとなった欧米市場の流れを引き継ぎ売り優勢で始まった。その後は、「ブリンケン米国務長官はロシアのラブロフ外相と来週会談する」と海外メディアが報じたことから、ヘッジファンドなどの短期筋による買い戻しの動きが広がったほか、時間外取引での米国株先物が上昇していることも投資家心理の改善に寄与した。 来週も引き続きウクライナ情勢に関する報道をにらみながらボラティリティの高い展開が続くと予想される。ただ、市場では「過去の地政学リスクが発生時は、事前に予見された事象の場合、調整は比較的短期間で終えるケースが大半だった」とされる。今回も短期的には注視する必要はあるが、中長期的には絶好の買い場になると見ている向きもいる。いずれにしても、目先は来週に行われる予定の米ロ外相会談の行方が注目されることになるだろう。 《FA》
関連銘柄 10件
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
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時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4568 東証プライム
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時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
8,406
9/4 15:00
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時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
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-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17