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米利上げ加速観測を背景にリスク回避の動きが優勢に【クロージング】

2022/1/11 16:03 FISCO
*16:03JST 米利上げ加速観測を背景にリスク回避の動きが優勢に【クロージング】 11日の3連休明けの日経平均は3営業日続落。256.08円安の28222.48円(出来高概算12億4000万株)で取引を終えた。利上げ加速観測が引き続き重しとなり、10日の米国株安の流れを受けて値がさハイテク株中心に売りが優勢となった。開始直後には28473.47円と下落幅を縮める場面も見られたが、前引けにかけて28089.49円まで下押し、心理的な節目である28000円に迫った。また、時間外取引で米株先物安やアジア市場が総じて軟調なことも買い手控えムードにつながり、後場は28200円水準で推移していた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の過半数超を占めた。セクター別では、保険、銀行、証券商品先物、空運など15業種が上昇した一方、電気機器、化学、金属製品、精密機器など18業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、テルモ<4543>、NTTデータ<9613>、中外薬<4519>、第一三共<4568>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>が軟調だった。 米金利先高観を背景に、グロース株中心に値を消す銘柄が増加した。また、世界的に新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が拡大していることも先行き不安感を増幅させ、リスク回避の動きが先行した。個別では、金融機関6社が保有する株式を海外市場で売り出すと発表した日ペHD<4612>が急落したほか、市場予想に届かなかった決算が嫌気されたローソン<2651>や良品計画<7453>も値を消した。一方、米金利上昇を受けて、融資利ざや改善期待から銀行や生損保などの金融株が堅調だった。 引き続き米国の金利動向を見極めながらの展開になりそうだ。株価収益率(PER)の面から見た場合、12日に発表される12月の米消費者物価指数(CPI)や国債入札、11日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の公聴会、13日のブレイナードFRB副議長の公聴会が注目されることになるだろう。一方、1株当たり利益(EPS)の面から見た場合は、14日発表の12月の米小売売上高、鉱工業生産指数、1月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値などだろう。特に足元でのオミクロン株の感染拡大によるインフレや消費意欲を見極める上で重要視されそうだ。 《FA》
関連銘柄 13件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(0%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
892.9
9/4 15:00
-12.7(-1.4%)
時価総額 2,116,630百万円
塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。47の国・地域で事業展開。配当性向は30%目途。日本では高機能・サステナビリティ製品の拡充等に取り組む。 記:2024/05/08
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7453 東証プライム
2,723.5
9/4 15:00
-86.5(-3.08%)
時価総額 764,704百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,269
9/4 15:00
-41(-1.77%)
時価総額 3,182,272百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17