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3万円回復を目前に利益確定売りなどで上値重い展開に【クロージング】

2021/11/17 15:52 FISCO
*15:52JST 3万円回復を目前に利益確定売りなどで上値重い展開に【クロージング】 16日の日経平均は5営業日ぶりに反落。119.79円安の29688.33円(出来高11億7000万株)で取引を終えた。米ハイテク株高の流れを引き継ぎ買い先行して始まり、取引開始直後に一時29909.97円まで上昇した。ただし、3万円の大台を前に利食い売りが次第に増加し、買い一巡後は上値の重い展開だった。また、イエレン米財務長官が16日、連邦政府の財政資金は来月15日まで確保されているものの、その先は枯渇する恐れがあると警告したことで、米債務上限問題の再燃を警戒する向きもあり、こう着感の強い相場展開が続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1700を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、鉱業、精密機器、海運、金属製品など5業種が上昇。一方、空運、サービス、水産農林、倉庫運輸、小売など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、日東電工<6988>、スズキ<7269>、テルモ<4543>が堅調だった半面、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>が軟化した。 前日の米国市場上昇や為替も1ドル=114円台後半まで円安が進むなど外部環境の好転を背景に主力銘柄中心に買われた。利益確定売りが次第に膨らんだほか、時間外取引での米株先物が軟調に推移していることも手控えムードにつながった。一方、19日には岸田政権による大規模な経済対策が発表される見通しなだけに、株価水準が下がったところでは押し目を拾う動きもあり、29700円前後でのもみ合いが続いた。 日経平均は3万円の大台目前まで迫り跳ね返されたが、市場関係者からは「3万円の大台回復は時間の問題なうえ、これまで中立スタンスでいた投資家が強気に傾く可能性も出てくると想定され、相場の景色も変わってくる」との声が聞かれた。また、明日発表される先週の投資部門別売買動向での外国人投資家の動向がどう変化しているのかを見極めたいと見る向きもいたため、海外勢が大きく動いていたのなら、年末高に向けた期待感も高まってくる可能性があるだけに注目されそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10