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米経済指標の発表待ちとあって、一日を通じて様子見ムードが広がる【クロージング】

2021/10/13 16:04 FISCO
*16:04JST 米経済指標の発表待ちとあって、一日を通じて様子見ムードが広がる【クロージング】 13日の日経平均は続落。90.33円安の28140.28円(出来高概算11億1000万株)で取引を終えた。国際通貨基金(IMF)が世界経済の2021年の実質経済成長率見通しを引き下げたため、世界景気の減速を懸念した売りが先行。取引開始直後に一時27993.46円と28000円を割り込む場面が見られた。ただし、米下院は債務上限引き上げ法案を可決したと伝わるなか、米国のデフォルト(債務不履行)が当面回避されるとの見方も広がり、売り一巡後は押し目を拾う動きも。もっとも、一時プラスに転じる場面もあったが、米経済指標の発表待ちとあって、一日を通じて様子見ムードが広がっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、不動産、水産農林、建設、食料品など6業種が上昇。一方、海運が3%を超える下げとなったほか、鉄鋼、ゴム製品、銀行、保険など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、富士フイルム<4901>、塩野義<4507>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、太陽誘電<6976>、信越化<4063>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 世界の経済成長率見通しの下方修正を背景に、前日の米国市場では主要株価指数は続落。東京市場も景気敏感株を中心に値を消す銘柄が目立った。ただ、米下院が連邦政府債務の上限引き上げ法案を可決したため、米株先物が下げ幅を縮めると、225先物にも買い戻しの動きが見られた。しかし、日米ともに決算発表が本格化する前だけに積極的に買い上がる雰囲気にもならず、方向感に乏しい相場だった。 米国では9月の消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される。足元の金融市場は、米長期金利の動向が注目される状態なだけに、結果を受けた米金融市場の動きが重要との指摘が多く聞かれる。また、商品市況も上昇傾向が強まっているだけに、見極めたいとの指摘も多いため、目先は不安定な値動きが続きそうだ。 《FA》
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時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
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富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
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時価総額 4,695,850百万円
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6976 東証プライム
3,323
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時価総額 432,714百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7733 東証プライム
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医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
22,995
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時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
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-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17