マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/3 23:29:56
14,009,777
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

金融所得課税の引き上げを巡る懸念が後退しリバウンド強まる【クロージング】

2021/10/11 16:08 FISCO
*16:08JST 金融所得課税の引き上げを巡る懸念が後退しリバウンド強まる【クロージング】 11日の日経平均は大幅に続伸。449.26円高の28498.20円(出来高概算11億9000万株)で取引を終えた。前週末の米国株の下落を映して売りが先行して始まったものの、岸田首相が10日、金融所得課税の強化について、「当面は触ることは考えていない」との考えを明らかにしたほか、円相場が1ドル=112円台後半まで円安が進んだことも投資家心理を上向かせ、輸出関連株など主力株を中心に買い戻しの動きが活発化し、一時28581.36円まで上昇する場面もあった。また、「中国政府が電力不足の緩和に向けて石炭増産に乗り出した」と一部で伝わったほか、原油市況の上昇傾向が続いていることも注目され、資源関連株にも買い気が波及していた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、電気ガスを除いた32業種が上昇。海運、空運、鉱業が3%を超える大幅な上昇となったほか、輸送用機器、ガラス土石、石油石炭などの上げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ファナック<6954>が堅調だった。半面、東エレク<8035>、安川電<6506>、アドバンテス<6857>、資生堂<4911>、エムスリー<2413>が軟化。 米雇用統計を受けて米長期金利が上昇。日米金利差を背景に2018年12月以来、約2年10カ月ぶりの円安水準となったため、自動車や自動車部品などの輸出関連株に値を上げる銘柄が目立っていた。一方、先週末に上半期決算を発表したものの、市場予想に届かなかったことが嫌気された安川電は一時5%近く急落する場面が見られた。 中国不動産大手、中国恒大集団など不動産業界を巡る信用不安や米政府の債務上限問題の懸念など先行き不透明要因は完全に拭えていない。また、日経平均は短期といっても12年ぶりの8日続落を演じ、値幅も2700円超と大きいだけに、これをすべて戻すには時間がかかりそうだと見る向きは多い。もっとも、14日に衆院が解散され、本格的な選挙モードに突入するため、改めて政策期待が相場を後押しすることも予想される。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17