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政策期待の買い継続により終値ベースで約5カ月ぶりに3万円の大台回復【クロージング】

2021/9/8 15:57 FISCO
*15:57JST 政策期待の買い継続により終値ベースで約5カ月ぶりに3万円の大台回復【クロージング】 8日の日経平均は8営業日続伸。265.07円高の30181.21円(出来高概算13億2000万株)と4月5日以来約5カ月ぶりに終値ベースで3万円の大台を回復して取引を終えた。引き続き経済対策へ期待などから、主力銘柄を中心に買いが続き、一時30241.87円まで上昇幅を広げた。また、9月限の先物・オプション特別清算指数(メジャーSQ)算出に絡み、ヘッジに伴う動きも見られた。もっとも、高値警戒感などから目先の利益を確保する動きも散見され、買い一巡後は高値圏でのもみ合いが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1600に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、情報通信、パルプ紙、金属製品、銀行、サービス、精密機器など28業種が上昇。一方、その他製品、空運、水産農林など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>が堅調だった半面、中外薬<4519>、ダイキン<6367>、キッコーマン<2801>、アサヒ<2502>、コナミHD<9766>が軟化した。 連休明けの米国市場は高安まちまちだったが、今月下旬に実施予定の自民党総裁選を控え、次期首相が打ち出す経済対策への期待に対する買い優勢の展開が続いた。また、東京都で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少していることも買い安心感につながっているようだ。アドバンテス、東エレク、信越化<4063>などのハイテク関連株に投資マネーがシフトする一方で、このところ相場を先導していた空運株や海運株には利食い売りの流れに。 日経平均は8営業日続伸となり、この間2500円超の大幅高を演じている。SQを控えたヘッジ対応の動きや、欧州系のロングオンリーの投資家が日本株のウェートと引き上げているとの観測も広がっており、日本株に対する持たざるリスクが意識され始めている側面もあるようだ。また、シクリカル銘柄への循環物色が続いており、良好な相場展開になっているとの声も聞かれる。半面、息の長い上昇相場を続けるためにも、目先過熱感を解消するためにいったんは調整が必要とみる向きも多いようだ。 《FA》
関連銘柄 11件
5,350
9/4 15:00
+19(0.36%)
時価総額 8,137,404百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
2801 東証プライム
1,593.5
9/4 15:00
-39(-2.39%)
時価総額 1,544,764百万円
1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
12,930
9/4 15:00
-400(-3%)
時価総額 1,855,455百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17