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前場に注目すべき3つのポイント~グロース株への見直し買いが強まる可能性~

2021/8/24 8:27 FISCO
*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~グロース株への見直し買いが強まる可能性~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:グロース株への見直し買いが強まる可能性 ■タカショー、22/1上方修正 営業利益15.06億円←11.95億円 ■前場の注目材料:三菱重、米の小型旅客機整備拠点増強、運航再開で需要増 ■グロース株への見直し買いが強まる可能性 24日の日本株市場は、買い先行後は強弱感が対立しやすいだろう。23日の米国市場ではNYダウが215ドル高だった。食品医薬品局(FDA)が国内で初めてファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンを正式承認したため、コロナ感染拡大への懸念が後退した。また、連邦準備制度理事会(FRB)の経済シンポジウムが対面形式からオンライン形式に変更されたことを受けて、この会合でパウエル議長が緩和縮小計画を発表するとの警戒感が後退したことも支援材料となったようだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の27600円。円相場は1ドル109円60銭台で推移。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになろう。日経平均は前日の上昇で節目の27500円を回復しており、いったんはリバウンド一巡感も意識される可能性もありそうだ。25日線は27686円辺りに位置していることもあり、同水準を捉えてくるかが注目されよう。同水準をクリアしてくるようだと、ショートカバーを交えたリバウンドが意識されてくる。 一方で、ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの正式承認については昨日の段階で織り込まれており、反応は限られやすい。国内では緊急事態宣言の対象地域の拡大が見込まれているほか、政権運営への不透明感もくすぶる。日経平均の25日線レベル接近では利益確定の動きが強まりやすいところだろう。もっとも、ナスダックの高値更新のほか、SOX指数の上昇の流れを受けて、グロース株への見直し買いが強まる可能性はありそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の強い動きにより、日経平均をけん引してくる展開も期待されるところではある。 物色の流れとしては薄商いのなかではインデックスに絡んだ売買に振らされやすいところであろうが、足元でリバウンド機運が高まってきていることを背景に、調整が目立っていたマザーズ銘柄などへの物色が意識されてきそうだ。そのほか、政権運営への不透明感が高まる一方で、経済対策への期待も高まりやすく、コロナ対策や脱炭素などのテーマ株への物色も強まりそうである。 ■タカショー、22/1上方修正 営業利益15.06億円←11.95億円 タカショー<7590>は2022年1月期業績予想の修正を発表。営業利益は11.95億円から15.06億円に上方修正した。プロユース事業部におけるDX化による販促活動の強化や、空間パッケージ型新商品の市場投入の効果が出てきている。また、ホームユース事業部における中国生産工場の本格稼働からのグローバル展開の促進などに伴い、予想を上回る見込み。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27494.24、+480.99) ・NYダウは上昇(35335.71、+215.63) ・ナスダック総合指数は上昇(14942.65、+227.99) ・シカゴ日経先物は上昇(27600、大阪比+80) ・SOX指数は上昇(3342.01、+85.51) ・VIX指数は低下(17.15、-1.41) ・米原油先物は上昇(65.64、+3.50) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・三菱重<7011>米の小型旅客機整備拠点増強、運航再開で需要増 ・デンソー<6902>ソフト人材情報集約、世界で効率開発 ・昭和電工<4004>1093億円調達、半導体など投資加速 ・商船三井<9104>メルティンと覚書、外航海運に遠隔操作ロボ ・グローリー<6457>ペイセーフカードに独子会社の保有株譲渡 ・東電力HD<9501>東電HDなど、シンガポールの変電所プロ支援 ・日鍛バルブ<6493>燃費向上貢献の次世代エンジンバルブ、中速時の底面温度10%減 ・横浜ゴム<5101>マリンホース・空気式防舷材、米・品質規格を取得 ・三菱電<6503>ヘルスエアー技術が新型コロナ低減を確認 ・NEC<6701>顔認証制度評価で1位 ・DOWAHD<5714>伸銅品を2工場で代替生産、リスク分散 ・住友化<4005>アクリル樹脂再生で来年実証実験、日本製鋼所と開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・4-6月期小売売上高(前期比予想:+2.5%、1-3月期:+2.5%) 《ST》
関連銘柄 13件
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-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4005 東証プライム
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9/4 15:00
-17.5(-4.23%)
時価総額 655,886百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5101 東証プライム
3,202
9/4 15:00
-142(-4.25%)
時価総額 542,896百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
4,819
9/4 15:00
-198(-3.95%)
時価総額 298,725百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
6457 東証プライム
2,591.5
9/4 15:00
-29(-1.11%)
時価総額 164,918百万円
通貨処理機メーカー。1918年創業。兵庫県姫路市に本社。オープン出納システム、つり銭機でトップシェア。電子決済・ASPサービス等も。DOE3%以上目安。25.3期は金融市場、リテール市場で増収増益見込む。 記:2024/06/29
6493 東証スタンダード
269
9/4 15:00
-11(-3.93%)
時価総額 7,795百万円
独立系の自動車部品メーカー。小型エンジンバルブに強み。舶用部品も。24.3期3Q累計は顧客の生産回復が追い風。値上げや円安も寄与。販管費増こなして二桁増収・大幅増益に。舶用部品工場の火災に伴う特損を計上。 記:2024/04/09
6503 東証プライム
2,336.5
9/4 15:00
-111(-4.54%)
時価総額 5,016,937百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7011 東証プライム
1,778
9/4 15:00
-108(-5.73%)
時価総額 5,998,346百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7590 東証スタンダード
470
9/4 15:00
-9(-1.88%)
時価総額 8,267百万円
環境エクステリア関連製品の企画・開発、ガーデン用品の輸出入販売などを行う。和歌山県海南市に本社。直販ECサイト「青山ガーデン」の運営等も手掛ける。海外事業では新商品の投入による販売強化などに取り組む。 記:2024/08/10
9104 東証プライム
5,008
9/4 15:00
-87(-1.71%)
時価総額 1,812,951百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
659.9
9/4 15:00
-48.6(-6.86%)
時価総額 1,060,471百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13