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景気敏感株を中心に幅広く売られ一時27000円割れ【クロージング】

2021/8/20 15:56 FISCO
*15:56JST 景気敏感株を中心に幅広く売られ一時27000円割れ【クロージング】 20日の日経平均は続落。267.92円安の27013.25円(出来高概算12億3000万株)で取引を終えた。前日の米国株安を映して海運や鉄鋼、非鉄といった景気敏感セクターや自動車などの輸出関連株などが売られた。また、中国や香港などアジア市場の不安定な値動きや時間外取引の米株先物も軟調のなか、先物安を映した裁定解消売りも加わり、後場終盤には一時26954.81円と取引時間中としては昨年12月29日以来約8カ月ぶりに27000円台を割り込んだ。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、電気・ガス、陸運、小売、その他製品など7業種が上昇。一方、海運が8.17%と大きく下落したほか、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、ガラス土石など25業種が下落(変わらず1)した。指数インパクトの大きいところでは、エムスリー<2413>、京セラ<6971>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、日東電工<6988>がしっかり。半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、トヨタ<7203>が軟調だった。 新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の感染拡大が続くなか、経済活動の正常化への期待感も遠のいており、景気敏感セクターなどを中心に値を消す銘柄が目立っている。また、前日の取引終了後にトヨタが9月の大幅な減産を正式発表。トヨタが5月27日以来の9000円割れとなったほか、他の完成車メーカーや自動車部品メーカーなどにもマイナスの影響が波及し、地合いを悪化させた。 世界的に新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の感染拡大傾向が続いているほか、直近では、米国や中国の最新の経済指標も市場予想を下回るものが目立ち、景況感の改善鈍化が鮮明になりつつある。このため、グローバルにみて景気回復基調が後退し始めているだけに、世界の景気敏感株とみなされている日本株を積極的に手掛けようする向きは少ない。目先は下値模索の展開を余儀なくされそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17