マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/14 6:36:05
15,425,453
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

景気敏感セクターを中心にハイテクなどグロース株も売られる【クロージング】

2021/8/19 15:56 FISCO
*15:56JST 景気敏感セクターを中心にハイテクなどグロース株も売られる【クロージング】 19日の日経平均は反落。304.74円安の27281.17円(出来高概算10億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で、主要株価指数が下落した流れを引き継いで、主力銘柄中心に売りが優勢となった。ただ、売り込む流れにもならず、27400円水準でのもち合いが続いていたが、ハンセン指数の弱い値動きのほか、グローベックスの米株先物も弱含みとなるなか、引けにかけて下落幅を広げる格好に。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1800に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、医薬品と食料品を除く31業種が下落し、鉄鋼、海運、鉱業、輸送用機器などの下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、中外薬<4519>、NTTデータ<9613>、塩野義<4507>、アステラス薬<4503>、オリンパス<7733>が堅調。半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が軟調だった。 米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小について、参加者の大半が年内開始と考えていたことが7月の議事要旨で示された。また、7月住宅着工件数が3カ月ぶりに減少し、市場予想も大幅に下回ったため、米景気の減速も警戒され、米主要3株価指数が下落した。東京市場も鉄鋼や鉱業、石油石炭などといった景気敏感セクターに売りが出たほか、米金融緩和縮小による利上げを警戒してハイテクなどグロース株にも値を消す銘柄が目立っていた。一方、米金融政策の影響を受けにくい医薬品や食料品セクターがしっかりだった。 日経平均は午後に入り、時間外取引の米株先物が軟調に推移しているため、前日同様、短期筋とみられる先物売りが出て、裁定解消売りに繋がった。また、9月の世界生産を4割減らすなどと一部で伝わったトヨタ<7203>株が4%を超える下げとなったことも投資家心理を萎縮させた。目先の下値のめどとみられていた7月安値(27272.49円)水準を下回ったため、調整は長引きそうな気配だ。 《FA》
関連銘柄 11件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4507 東証プライム
6,630
9/4 15:00
-27(-0.41%)
時価総額 5,898,260百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7733 東証プライム
2,538.5
9/4 15:00
-87.5(-3.33%)
時価総額 3,264,237百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,269
9/4 15:00
-41(-1.77%)
時価総額 3,182,272百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17