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前場に注目すべき3つのポイント~先物主導で振らされる以外は、トレンドを取りに行く市場参加者は限られる~

2021/7/21 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~先物主導で振らされる以外は、トレンドを取りに行く市場参加者は限られる~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:先物主導で振らされる以外は、トレンドを取りに行く市場参加者は限られる ■NOK、22/3上方修正 営業利益330億円←225億円 ■前場の注目材料:ニッパツ、EVモーターコア増産、5年で200億円投資 ■先物主導で振らされる以外は、トレンドを取りに行く市場参加者は限られる 21日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうである。20日の米国市場ではNYダウが549ドル高と大幅に反発。新型コロナ再流行への懸念を受けた売りが行き過ぎとの見方も浮上し、押し目買いが強まり終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円高の27730円。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まることになり、米国同様、前日の下落分を埋めてくる展開が意識されよう。米国ではこれまでの急落後は短期的に戻す動きが見られていたこともあり、押し目狙いの好機ととった格好のようである。また、IBMの決算が予想を上回るなど企業の好決算を材料視する動きも見られていた。 日経平均は昨日の下落で直近安値を割り込み、5月安値水準までの調整を見せている。ダブルボトム形成が意識されることから、リバウンドのタイミングとしても米国市場の大幅反発は追い風であろう。ただし、直近のチャート形状を見ても十字足を形成するなど、ギャップスタート後はこう着感の強い相場展開である。短期的な売買による振れはあるものの、手掛けづらさが意識されているため、先物主導で振らされる以外は、トレンドを取りに行く市場参加者は限られるだろう。 日経平均はトレンドが悪化しており、目先的には5日線が位置する28000円辺りまでのリバウンドを見せたとしても基調は変わらず。自律反発の域は脱せないと考えられ、決算を手掛かりとした個別対応になろう。米国では景気敏感株を中心に買い直された格好であり、ややTOPIX型優位の展開になりそうだが、決算シーズンのなか、連休明け後には決算ピークとなることもあり、業績に安心感のあるハイテクセクターなどへの押し目狙いのスタンスといったところか。 ■NOK、22/3上方修正 営業利益330億円←225億円 NOK<7240>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は6240億円から6600憶円、営業利益は225億円から330億円に上方修正した。コンセンサス(255億円程度)を上回る修正。シール事業においては自動車向け、一般産業機械向け共に国内外で想定を上回る受注が見込まれ、販売は好調に推移する見通し。電子部品事業についても自動車向け、高機能スマートフォン向けの販売が順調に推移する。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34511.99、+549.95) ・ナスダック総合指数は上昇(14498.88、+223.89) ・シカゴ日経先物は上昇(27730、大阪比+320) ・1ドル109円80-90銭 ・SOX指数は上昇(3190.95、+43.44) ・VIX指数は低下(19.73、-2.77) ・米原油先物は上昇(67.20、+0.85) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ニッパツ<5991>EVモーターコア増産、5年で200億円投資 ・トヨタ紡織<3116>車用シート骨組み溶接工程の一部自動化、コスト4割減 ・ENEOS<5020>三菱ケミと茨城に廃プラ油化設備、国内最大 年2万トン ・丸紅<8002>資源機構、日豪でアンモニア供給網、丸紅などと事業化調査 ・豊田通商<8015>米社に出資、再生可能天然ガス活用、水素製造・供給 ・デンソー<6902>「空飛ぶクルマ」の部品開発加速、軽量化で前進 ・スズキ<7269>インドに低価格EV、25年めど投入 ・ニコン<7731>シャープと生物模倣技術開発、加工技術・製品搭載狙う ・富士通ゼネラル<6755>インドで攻勢、家庭用エアコン100店体制 ・シャープ<6753>タイに売電事業会社 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月貿易収支(予想:+4600億円、5月:-1894億円) ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(6月17-18日開催分) <海外> ・10:30 豪・6月小売売上高速報値(前月比予想:-0.7%、5月:+0.4%) 《ST》
関連銘柄 11件
3116 東証プライム
1,877
9/4 15:00
-58(-3%)
時価総額 352,249百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
5020 東証プライム
763.2
9/4 15:00
-39.1(-4.87%)
時価総額 2,465,352百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5991 東証プライム
1,673
9/4 15:00
-42.5(-2.48%)
時価総額 408,322百万円
自動車用ばねメーカー。自動車用懸架ばね、ハードディスクドライブ用サスペンションで世界トップシェア。大手自動車メーカーなどが主要取引先。25.3期はHDD関連部品、半導体プロセス部品の数量回復などを見込む。 記:2024/06/28
6753 東証プライム
969.1
9/4 15:00
-12.9(-1.31%)
時価総額 630,309百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6755 東証プライム
1,955
9/4 15:00
-29(-1.46%)
時価総額 213,760百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は北米向け、アジア向けの販売拡大などを見込む。 記:2024/05/17
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7240 東証プライム
2,396
9/4 15:00
-78(-3.15%)
時価総額 414,841百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7731 東証プライム
1,473.5
9/4 15:00
-56.5(-3.69%)
時価総額 557,480百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
8002 東証プライム
2,368
9/4 15:00
-121.5(-4.88%)
時価総額 4,068,726百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8015 東証プライム
2,661.5
9/4 15:00
-127(-4.55%)
時価総額 2,826,965百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13