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売り先行も景気敏感株を中心に買い直され一時29000円回復【クロージング】

2021/6/2 16:11 FISCO
*16:11JST 売り先行も景気敏感株を中心に買い直され一時29000円回復【クロージング】 2日の日経平均は反発。131.80円高の28946.14円(出来高概算12億4876万株)で取引を終えた。祝日明けの米国市場は景気敏感株を中心に買われる一方で、長期金利の上昇を受けてハイテク株は利食いに押されていた。この流れを引き継ぐ格好から東エレク<8035>やソフトバンクG<9984>などの指数寄与度の高い銘柄が売られ、続落して始まった。ただ、25日線水準を大きく下回らなかったことから次第に押し目買いが入ったほか、トヨタ<7203>が連日で最高値を更新するなど、TOPIX型の買いが断続的に入り、一時29000円を回復した。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が1200を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、陸運、不動産、鉱業、空運、海運がいずれも3%を超える大幅な上昇となるなど28業種が値上がり。一方、精密機器、パルプ紙、情報通信など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ホンダ<7267>、アステラス薬<4503>が堅調だった半面、ダイキン<6367>、東エレク、ソフトバンクG、オリンパス<7733>が軟調だった。 米国と同様に景気敏感株への物色意欲は旺盛だが、米長期金利の上昇などを背景にハイテク関連株の一角や通信株に値を消す銘柄が目立っていた。日経平均が大きく下げなかったことから、海外ヘッジファンドなどが仕掛け的に225先物を買い、先物高を映した裁定買いが指数を押し上げたとみられている。また、関係者からは国内での新型コロナウイルスワクチンの接種加速による経済活動の正常化期待が相場を支えているようだとの声も聞かれた。 米国では2日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表されるほか、フィラデルフィア連銀、シカゴ連銀、アトランタ連銀、ダラス連銀の各総裁による講演が予定されている。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、金融緩和縮小(テーパリング)に関するそれぞれの見解などを確認したいとの声も聞かれる。 《FA》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7733 東証プライム
2,538.5
9/4 15:00
-87.5(-3.33%)
時価総額 3,264,237百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17