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企業業績の改善期待を背景に買い戻しも自律反発の域は脱せず【クロージング】

2021/4/13 16:26 FISCO
*16:26JST 企業業績の改善期待を背景に買い戻しも自律反発の域は脱せず【クロージング】 13日の日経平均は反発。212.88円高の29751.61円(出来高概算10億1661万株)で取引を終えた。週明けの米国市場は本格化する企業決算や消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり利食い優勢のなか、様子見ムードとなっていた。この流れを受けての日本株市場であったが、前日に大きく下落していたこともあり、自律反発の流れに。買い先行で始まった日経平均は、寄り付き直後に29573.79円と上げ幅を縮めた後は強含みの展開となり、指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する格好となり、後場の寄り付き直後には29897.11円まで上昇幅を広げた。その後は高値もち合いとはなったものの、前日の下落部分を埋めてきている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数は1110と、全体の過半数を占めた。セクター別では、鉄鋼、証券、ガラス土石、小売、保険、その他製品が1.0%を超える上昇。一方、空運、電気・ガス、陸運などが値下がりした。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、資生堂<4911>が堅調。半面、TDK<6762>、太陽誘電<6976>、信越化<4063>、キヤノン<7751>が軟調だった。 今月下旬から本格化する決算発表を前に業績改善期待からファーストリテやソフトバンクG、ソニーG<6758>、トヨタ<7203>といった主力株中心に買いが先行した。また、業績予想を上方修正したAGC<5201>も一時7%を超す上昇を見せた。しかし、出来高は10億株台と薄商いが続いており、投資顧問業者(CTA)といった短期筋中心による買い戻しの域を抜け出ていなかった。また、国内では、大阪府の13日の新型コロナウイルスの新規感染者が初めて1000人を超えたと伝わるなど、国内の経済活動正常化の遅延懸念も拭えないことも上値追いを鈍らせている。 新型コロナウイルスのワクチンの世界的な普及による景気回復見通しに変わりはないものの、新規の買い手掛かり材料に乏しいうえ、米国では13日、ミネアポリス連銀主催のイベントが予定されている。カシュカリ総裁など各地の地区連銀総裁が参加する予定で、米国の景気動向などについて、どのような発言をするのか見定めたいとの思惑もある。このため、積極的に上値を追う向きは少なく、目先は狭いレンジ内の動きにとどまりそうだ。 《FA》
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2413 東証プライム
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時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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4911 東証プライム
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5201 東証プライム
4,522
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世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
13,750
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6762 東証プライム
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-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
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6976 東証プライム
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7203 東証プライム
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7751 東証プライム
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精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
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-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
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携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17