マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/1 5:00:22
13,488,062
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

買い先行後は前日終値を挟んでのこう着【クロージング】

2021/4/7 16:03 FISCO
*16:03JST 買い先行後は前日終値を挟んでのこう着【クロージング】 7日の日経平均は小幅に反発。34.16円高の29730.79円(出来高概算10億8380万株)で取引を終えた。前日の急落の反動や、国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しの上方修正などを好感して、買い戻しの動きが先行して始まり、寄り付き直後には一時29867.94円まで上昇。しかし、その後29500円台まで下落する場面も見られるなど、不安定な相場とはなったものの、売り一巡後はこう着ながらも前日終値を挟んだ底堅さが意識されていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉄鋼が3.43%と大きく上伸したほか、海運、金属製品、非鉄金属がいずれも2%超上伸するなど29業種が値上がりした。一方、医薬品、陸運、証券・商品先物など4業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、豊田通商<8015>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、信越化<4063>、東エレク<8035>が軟調だった。 世界景気の回復期待が相場の下支え要因となっていた。また、英投資ファンドが買収提案すると伝わった東芝<6502>が制限値幅いっぱいまで買われたほか、主力工業の火災を受け半導体の代替生産する方針を固めたルネサス<6723>が3営業日ぶりに反発。車載半導体不足の緩和期待からトヨタ<7203>などの完成車メーカーも堅調に推移した。一方、明日の決算発表を前に持ち高調整の売りが増えたファーストリテは大幅に続落したほか、香港や上海といったアジア市場が軟調なことも目先の利益を確保する動きにつながり、全般は前日の終値を挟んで狭いレンジ内の動きだった。 今後、本格化する日米主要企業の決算発表を見極めたいとの見方が多く、積極的な売り買いを手掛ける状況にはなっていない。また、新型コロナウイルスの新規感染者の増加が続くフランスでは3度目の都市封鎖(ロックダウン)が開始されるなど欧州での感染増が気掛かりなうえ、国内でもまん延防止等重点措置が実施されている大阪では、医療非常事態宣言を発するなど、国内外での感染拡大に歯止めがみられず先行き不安心理が拭えていない。世界的なコロナワクチンの接種開始による経済活動の正常化期待はある程度織り込まれているだけに、目先は狭いレンジ内の動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
2,265
9/4 15:00
-210.5(-8.5%)
時価総額 4,431,309百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8015 東証プライム
2,661.5
9/4 15:00
-127(-4.55%)
時価総額 2,826,965百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17