マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/1 19:54:55
13,896,487
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は続落も本日の高値で取引を終える底堅さ【クロージング】

2020/10/27 16:12 FISCO
*16:12JST 日経平均は続落も本日の高値で取引を終える底堅さ【クロージング】 27日の日経平均は小幅に続落。8.54円安の23485.80円(出来高概算9億4534万株)で取引を終えた。欧米での新型コロナウイルス感染者数の増加を嫌気した米国市場の下落影響から売り先行となった。しかし、寄り付き直後に先物主導で売り込まれる流れとなり、23232.31円まで急落する場面がみられた。しかし、その後の戻りも早く、前場半ばに急落部分を埋めてくると、23400円を挟んでの底堅い展開に。大引けにかけてはより下落幅を縮める流れとなり、プラス圏を回復することが出来なかったものの、本日の高値で取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは空運、鉱業、ゴム製品、海運、鉄鋼が軟調。半面、その他製品、精密機器、情報通信、水産農林がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、NTTデータ<9613>、日立建機<6305>が軟調。一方でエムスリー<2413>、KDDI<9433>、キヤノン<7751>、テルモ<4543>が堅調。また、前場に弱い値動きだったファーストリテ<9983>が大引けにかけて下げ幅を縮めていたことも、日経平均の底堅さにつながっている。 寄り付き直後の急落には驚かされたが、決算が評価されていた日東電工<6988>が売り気配で始まるなど、個別でもやや波乱含みの面がみられていた。ただし、その後早い段階で切り返しをみせていることから、短期筋の売り仕掛け的な動きだったと考えられる。後場は日銀のETF買い入れが期待できない状況ではあったが、反対に大引けにかけて下げ幅を縮める流れとなり、全体としては底堅さが意識される展開だった。また、マザーズ指数についても朝方の急落によって押し目狙いの買いが強まったようである。 東証1部の売買代金は12営業日連続で2兆円を下回っており、引き続き積極的な参加者は限られていると考えられる。また決算発表が本格化していることで、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に向かわせやすいだろ。参加者が限られていることから、仕掛け的な動きも出やすいと考えられるため、本日のような荒い値動きには引き続き注意する必要がありそうだ。その他、決算発表が本格化する中で、継続的に物色されるかは見極めが必要であり、スタンスとしては日計りだろう。 《CN》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6305 東証プライム
3,457
9/4 15:00
-146(-4.05%)
時価総額 743,653百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7751 東証プライム
4,966
9/4 15:00
-126(-2.47%)
時価総額 6,623,467百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,269
9/4 15:00
-41(-1.77%)
時価総額 3,182,272百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10