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前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの動向を睨みながらの展開

2020/10/16 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテの動向を睨みながらの展開 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファーストリテの動向を睨みながらの展開 ■ファーストリテ、21/3営業利益予想64.0%増 2450億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:いすゞ、UD買収越年、ボルボ提携も遅れ ■ファーストリテの動向を睨みながらの展開 16日の日本株市場は利食いを意識しつつも、23500円処での底堅さを意識した相場展開になりそうだ。15日の米国市場ではNYダウが19ドル安だった。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、欧州で新型コロナウイルス感染者数の急増を受けて規制が再び強化される動きが相次いでいることが嫌気されて売りが先行。その後、トランプ大統領が追加経済対策の提示額を1.8兆ドル規模から引き上げる意向を示したほか、大統領選挙前の合意の可能性にも言及したため、引けにかけて下げ幅を縮める展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの23500円。円相場は1ドル105円40銭とやや円安に振れて推移している。 日経225先物はナイトセッションで一時23360円まで下押す局面もみられたが、トランプ大統領の発言を受けて前日比変わらずの水準まで戻しており、引き続き23500円を固める流れが意識されやすいところであろう。クレディスイスが日経225先物、TOPIX先物ともに売り越していたが、欧州での新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて、売りアルゴが発動したとみられる。週末要因から引き続き商いは膨らみづらい中では、アルゴによる商いで振らされやすい需給状況であるため、新型コロナウイルス感染症に関連した報道や米大統領選や追加経済対策に関連した報道には引き続き注視しておく必要があるだろう。 全般薄商いの中、本日はファーストリテ<9983>の動向を睨みながらの展開になりそうだ。先夕に決算を発表しており、2020年8月期業績は、売上高が前期比12.3%減の2兆88.46億円、営業利益は同42.0%減の1493.47億円だった。あわせて発表した2021年8月期予想については、売上高が9.5%増の2兆2000億円、営業利益は同64.0%増の2450億円を見込んでいる。コンセンサス(2300億円程度)を上回る。ADRでは大きく上昇していることもあり、日経平均を下支えする展開が見込まれる。 また、マザーズについては一部の銘柄を除いて利益確定の流れが先行していたが、物色対象が絞られている状況であり、一部の強い銘柄に資金が集中している状況。マザーズ指数が14年ぶりの高値水準に到達したと伝えられれば、いったん利益を確定させる流れに向かいやすいところである。もっとも、出遅れ銘柄を探る流れには至っておらず、強いトレンドの銘柄への押し目狙いのスタンスであろう。本日はIPOがあるが、コンセンサスでは本日は買い気配で値つかずとみられている。投資家のセンチメントを測るうえで注目しておきたい。 ■ファーストリテ、21/3営業利益予想64.0%増 2450億円、コンセンサス上回る ファーストリテ<9983>が発表した2020年8月期業績は、売上高が前期比12.3%減の2兆88.46億円、営業利益は同42.0%減の1493.47億円だった。あわせて発表した2021年8月期予想については、売上高が9.5%増の2兆2000億円、営業利益は同64.0%増の2450億円を見込んでいる。コンセンサス(2300億円程度)を上回る。新型コロナウイルスの影響が収束するとの想定で、過去最高益を見込む。 ■前場の注目材料 ・1ドル105円40-50銭 ・シカゴ日経225先物は変わらず(23500、大阪比+0) ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・いすゞ<7202>UD買収越年、ボルボ提携も遅れ ・西武HD<9024>みずほ銀・政投銀から800億円調達 ・NTT<9432>社長、携帯値下げと投資両立、他事業でカバー ・三井製糖<2109>大日本明治と来年4月統合、持ち株会社で合意 ・アステラス薬<4503>米VB買収、バイオエレ技術の開発加速 ・丸紅<8002>米タイラタと提携、タイヤの自動摩耗計測機材導入 ・NTN<6472>円すいころ軸受納入開始、車用月産5万個体制 ・ニチコン<6996>車載向けアルミ電解コンデンサー、静電容量2割アップ ・村田製作所<6981>ゲーム開発ソフト、触った感覚再現 ・信越化<4063>日台でフォトレジスト増産、先端半導体向け ・日ペHD<4612>水性塗料でウイルス不活化、光触媒の効果確認 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3,280
9/4 15:00
-40(-1.2%)
時価総額 107,059百万円
三井製糖と大日本明治製糖が経営統合して誕生した持株会社。製糖業界国内トップ。「スプーン印」「ばら印」で知られる。機能性食品素材等も手掛ける。経営資源の再配分などでライフ・エナジー事業、海外事業の拡大図る。 記:2024/06/04
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
892.9
9/4 15:00
-12.7(-1.4%)
時価総額 2,116,630百万円
塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。47の国・地域で事業展開。配当性向は30%目途。日本では高機能・サステナビリティ製品の拡充等に取り組む。 記:2024/05/08
6472 東証プライム
259.6
9/4 15:00
-11.3(-4.17%)
時価総額 138,228百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6996 東証プライム
972
9/4 15:00
-47(-4.61%)
時価総額 75,816百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7202 東証プライム
2,137.5
9/4 15:00
-82(-3.69%)
時価総額 1,661,782百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
8002 東証プライム
2,368
9/4 15:00
-121.5(-4.88%)
時価総額 4,068,726百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
9024 東証プライム
3,199
9/4 15:00
+26(0.82%)
時価総額 1,034,758百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10