マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/5 5:25:01
16,898,698
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

想定内のこう着といったところであり、日経平均は25日線レベルを上回っての推移【クロージング】

2020/7/7 16:16 FISCO
*16:16JST 想定内のこう着といったところであり、日経平均は25日線レベルを上回っての推移【クロージング】 7日の日経平均は反落。99.75円安の22614.69円(出来高概算10億9000万株)で取引を終えた。週明けの米国市場が上昇となったが、前日の段階で相当織り込まれていたとみられ、利食い優勢の展開となった。朝方こそ、値がさハイテク株などの強い値動きを受けて上昇に転じる場面もみられたが、その後は22540円から22640円辺りでのレンジ相場となった。昨日の上昇の一因となった上海指数は1%超の上昇、ハンセン指数は小安く推移していた。また、グローベックスのNYダウ先物はマイナス圏での推移が続いていたことも、利益確定の流れに向かわせたようである。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の6割近くを占めている。セクターでは、陸運、医薬品、電力ガス、鉱業、鉄鋼、輸送用機器、ゴム製品が冴えない。半面、その他製品、情報通信、サービス、精密機器がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、テルモ<4543>、アステラス薬<4503>が重石に。 想定内のこう着といったところであり、日経平均は25日線レベルを上回っての推移が続いており、底堅さは意識された。また、マイナス圏での推移の中で、ソフトバンクG、アドバンテスト、東エレクの強さが目立っており、センチメントは悪化しない。ハイテクセクターへの物色も根強く、最高値を更新しているナスダックの流れを引き継ぐ格好であろう。 なお、明日はETFの分配金支払いのための売り需要が相場の重石になると警戒されている。改めて売り仕掛けてくる動きは限られそうだが、買い方にとってはやや慎重姿勢となりそうだ。とはいえ、本日の様に、6割近い銘柄が下落する中で、ソフトバンクG、アドバンテスト、東エレクなどが強い値動きを続けているため、指数自体の下げは限られそうである。 なお、日経平均の25日線は22500円近辺まで切り上がってきている。これが支持線として機能するかが引き続き注目されるところ。想定された売り需要とはいえ、これを割り込んでくるようだと、やや神経質になりそうである。 《CN》
関連銘柄 8件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17