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再び22000円水準の底堅さを見極める流れに【クロージング】

2020/7/1 16:07 FISCO
*16:07JST 再び22000円水準の底堅さを見極める流れに【クロージング】 1日の日経平均は反落。166.41円安の22121.73円(出来高概算11億8000万株)で取引を終えた。米国市場の流れを受けて買いが先行したが、寄り付き直後に付けた22360.31円を高値にこう着感が強まり、前場半ばに下げに転じると、その後もじりじりと下げ幅を広げる展開となった。 薄商いの中、インデックスに絡んだ売りが優勢となり、一時22039.56円まで下げ幅を広げる局面もみられている。6月日銀短観では、大企業製造業の景況感が11年ぶり低水準、グローベックスのNYダウ先物の弱い値動きのほか、菅官房長官は新型コロナ感染者が急速に増加した場合、再び宣言発出の可能性を示したこと等が重石となった。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは東証33業種すべてが下げており、医薬品、繊維、不動産、ゴム製品、パルプ紙、水産農林、食料品の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、アステラス製薬<4503>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、信越化<4063>が軟調。一方で、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>が下支え。 日経平均は一日を通じてじり安基調が続いたこともあり、押し目買いも入りづらい需給状況であった。東エレクなどハイテクの一角の強さは安心感につながっていたが、マザーズ市場ではアンジェス<4563>が荒い値動きで結局8%を超える下落となっており、中小型株のシンボル的な銘柄の不安定な値動きによって、個人のセンチメントも不安定なところである。 日経平均は25日線が心理的な上値抵抗として意識されており、再び200日線レベルを窺わせる展開となっている。米国では2日に雇用統計の発表が控えているほか、3日が祝日で休場となるため、3連休を前に商いは膨らみづらい。海外勢のフローが限られるなか、先物主導による短期筋の売り仕掛けの動きも出やすいところであろう。もっとも、これまで日経平均の22000円水準の底堅さが意識されていることもあり、売り方にとっても仕掛けづらいところではある。 《CN》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4563 東証グロース
55
9/4 15:00
-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17