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ショートカバー一巡後は22000円を挟んだこう着に【クロージング】

2020/6/1 16:09 FISCO
*16:09JST ショートカバー一巡後は22000円を挟んだこう着に【クロージング】 1日の日経平均は反発。184.50円高の22062.39円(出来高概算12億株)で取引を終えた。米国では白人警官の暴行による黒人死亡事件で抗議活動が拡大していると伝えられる中、朝方は小幅に上昇して始まった。しかし、市場の関心が集まっていたトランプ大統領の会見が先週末に行われ、警戒されていた中国高官を対象とした制裁や旅券発行制限に関する言及がなく、米中貿易協定は続行する見通しとなったことが好材料視される格好となり、寄り付き直後から強い値動きをみせた。 弱く始まっていたNYダウ先物がプラスに転じたほか、香港ハンセン指数が強い動きを見せる中、前引けにかけて一時22161.39円と上げ幅を広げている。しかし、急ピッチの上昇に対する警戒感も意識されており、後場はこう着感の強い相場展開から、日経平均は22000円を挟んでの狭いレンジ取引が続いた。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、若干ながら値下がり数が過半数を占めている。 セクターでは証券、電力ガス、情報通信、金属製品、その他製品、電気機器、海運が堅調。半面、医薬品、保険、ゴム製品、銀行、鉱業、非鉄金属、陸運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が日経平均をけん引。一方で、第一三共<4568>が弱い値動きだった。 トランプ大統領の会見内容が警戒していたほどネガティブな内容ではなかったことから、ショートカバーの流れが強まった。ハンセン指数が3%を超える上昇をみせていたことも、買い戻しを急がせる格好だったようだ。ただし、後場はこう着となったほか、インデックス売買によって指数インパクトの大きいファーストリテなどが日経平均をけん引している状況であり、東証1部全体としては若干ながら値下がり数が上回っていた。 また、強い値動きではあったが、出来高、売買代金いずれも先週末からほぼ半減となり、真空地帯のところを上昇していた格好だろう。明日以降も22000円処での商いを消化していく流れになりそうだ。 《CN》
関連銘柄 5件
4568 東証プライム
5,859
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時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
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時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
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時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
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時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
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-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17