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前場に注目すべき3つのポイント~売り先行も2万円処での底堅さが意識されよう

2020/5/14 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り先行も2万円処での底堅さが意識されよう 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り先行も2万円処での底堅さが意識されよう ■前場の注目材料:ソニー、20/3営業益5%減の8454億円 今期予想は未定 ■住友電工、米に5G向けGaNデバイス拠点、生産能力倍増・安定供給 ■売り先行も2万円処での底堅さが意識されよう 14日の日本株市場は、売り先行も2万円処での底堅さが意識されよう。13日の米国市場では、NYダウが500ドルを超える下落となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、長期にわたる景気後退の可能性や更なる景気刺激策が必要との認識を示したことが嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円安の20165円。円相場は1ドル107円10銭台で推移している。 まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、インデックスに絡んだ売りに押される展開になりそうだ。ただし、シカゴ先物は2万円を割らずに下げ渋る展開をみせていることもあり、昨日同様2万円固めが意識されやすいだろう。また、昨日は前引け段階でTOPIXが0.5%以上下落していたこともあり、日銀のETF買い入れが入っていた。金額は減額されていたが、薄商いが続く状況においてはインパクトを与えている。本日も下落が予想される中、ETF買い入れが心理的な支えにもなりそうだ。 また、政府は14日、新型コロナウイルスに関する対策本部を開き、緊急事態宣言の解除を決定する見通しである。特定警戒ではない34県を宣言の対象から外す方針であり、想定されていることではあろうが、改めて経済活動再開に向けた流れが意識されやすいだろう。 そのため、短期筋の売り仕掛けから2万円に接近する局面においては、押し目拾いの流れが意識されやすい。その他、決算発表がピークを迎えているが、アク抜け的な動きが限られており、神経質にさせそうである。そのため、素直に好調な決算を発表した企業には評価した資金が集中しやすいだろう。また、日経平均のこう着が予想される中、個人主体の資金は値幅妙味のある中小型の材料株などにシフトしよう。 ■ソニー、20/3営業益5%減の8454億円 今期予想は未定 ソニー<6758>は2020年3月期決算を発表。営業利益は前期比5%減の8454億円だった。家庭用ゲーム機「PS4」やスマートフォン、テレビの販売が低調だった。売上高は5%減の8兆2598億円、純利益は36%減の5821億円。21年3月期予想は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、現時点で合理的な算定が困難」として開示を見送った。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・新型コロナウイルス治療薬開発 ・経済活動再開 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・7-9月期の業績回復期待 ・住友電工<5802>米に5G向けGaNデバイス拠点、生産能力倍増・安定供給 ・AGC<5201>透明シート5割増産 ・日産自<7201>タイでeパワー生産、370億円投資、業績回復後押し ・ブリヂストン<5108>独のタイヤ販社を買収 ・MUTOHーHD<7999>医療用フェースシールド提供、3D造形データも公開 ・NTT<9432>米スマートシティー拡大、都市管理に新機能 ・東レ<3402>新中計、22年度売上高2.6兆円、付加価値ある製品を ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月マネーストックM3(前年比予想:+2.8%、3月:+2.7%) <海外> ・10:30 豪・4月失業率(予想:8.2%、3月:5.2%) ・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:-57.5万人、3月+0.59万人) 《SF》
関連銘柄 8件
3402 東証プライム
751.8
9/4 15:00
-22.6(-2.92%)
時価総額 1,226,547百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
5108 東証プライム
5,419
9/4 15:00
-212(-3.76%)
時価総額 3,867,529百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
5201 東証プライム
4,522
9/4 15:00
-97(-2.1%)
時価総額 1,028,488百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5802 東証プライム
2,330
9/4 15:00
-136(-5.52%)
時価総額 1,849,883百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7999 東証スタンダード
2,404
9/4 15:00
-61(-2.47%)
時価総額 12,152百万円
大判インクジェットプリンタ事業が主力。多品種・少量印刷に強み。3Dプリンタや設計製図機器等の製造・販売、CADソリューション等も手掛ける。配当性向50%目標。3Dプリンタは製品ラインナップの拡充図る。 記:2024/08/12
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14