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まずは今週末における感染者の動向が注目される【クロージング】

2020/4/3 15:58 FISCO
*15:58JST まずは今週末における感染者の動向が注目される【クロージング】 3日の日経平均は小幅に反発。1.47円高の17820.19円(出来高概算14億9000万株)で取引を終えた。NY原油相場の急伸を背景とした米株高の流れを引き継ぐ格好から、買い先行で始まった日経平均は、寄り付き直後に18059.15円まで上昇。 しかし、その後はじりじりと上げ幅を縮めており、後場は日銀のETF買い入れが期待できないこともあってか、弱含む格好から17646.50円まで下げる場面もみられている。その後、新型コロナの感染拡大を受けた緊急経済対策の焦点の1つだった、現金給付の報道のほか、OPECプラスが会合を準備、といった報道が伝えられる中、大引けにかけて下げ幅を縮め、僅かにプラスで取引を終えた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を上回っており、全体の7割を占めている。セクターでは鉱業、保険、電力ガス、石油石炭、その他金融が上昇。半面、空運、輸送用機器、鉄鋼、金属製品、海運、小売、ゴム製品が軟調。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、中外薬<4519>、セコム<9735>、富士フイルム<4901>が堅調。一方で、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>が冴えない。 日経平均は18000円が心理的な上値抵抗となり、テクニカル面では5日線、25日線に上値を抑えられる格好だった。もっとも、売買代金は新年度入り以降、3兆円を下回る薄商いが続いており、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況であろう。ただし、新年度入りの1日こそ、日銀のETF買い入れ額の減額による下支え効果が限られ、大きく下押す局面とはなったが、その後は400-500円程度と、これまでからは比較的値幅自体は落ち着いてきているようである。 まずは今週末における感染者の動向が注目されるところであろう。様々な憶測等も出ているようだが、非常事態宣言の発動を踏み止ませることが出来るかが注目されよう。また、早期に新型コロナウイルスの影響が鎮静化するとは考えづらく長期化を前提に、関連する銘柄への物色が続くことになりそうである。 《AK》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,832
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時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4519 東証プライム
6,943
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-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
3,821
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富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
8,406
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-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
17,875
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-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9735 東証プライム
10,675
9/4 15:00
-180(-1.66%)
時価総額 4,980,955百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17