マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/10 8:08:16
14,945,092
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NT倍率低下の修正強まる、米景気対策法案の採択に注目【クロージング】

2020/3/23 16:18 FISCO
*16:18JST NT倍率低下の修正強まる、米景気対策法案の採択に注目【クロージング】 23日の日経平均は反発。334.95円高の16887.78円(出来高概算26億9000万株)で取引を終えた。後場に入り上げ幅を広げる展開となり、後場半ばには一時17000円を回復する局面もみられた。朝方はグローベックスの米株先物でサーキットブレーカーが発動する状況となり、寄り付き前のシカゴ日経225先物が一時15060円まで急落する局面もみられたが、日経平均は小幅に上昇して始まった。その後は、先週見られたNT倍率の低下の反動といった流れが強まった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、非鉄金属の上昇率が5%を超えたほか、保険、倉庫運輸、医薬品、石油石炭、水産農林、情報通信が上昇。半面、空運の下落率が5%を超えたほか、精密機器、小売、輸送用機器、化学が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ストップ高となったソフトバンクG<9984>が日経平均を約108円押し上げたほか、ファナック<6954>、京セラ<6971>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が堅調。一方で、テルモ<4543>、ダイキン<6367>が冴えない。 グローベックスの米株先物でサーキットブレーカーが発動したほか、米上院民主党は、新型コロナウイルスの景気対策法案の採決に向けたマコネル共和党上院院内総務の動きを阻止したことが伝わり、シカゴ日経225先物が一時15060円まで急落するなかではあったが、日本株においては底堅いスタートとなった。その後も下げに転じる局面もみられたが、前引け段階でTOPIXが1.0%の下落だったこともあり、後場は日銀のETF買い入れへの思惑が高まった。 さらに、自己株取得と負債削減のために最大4.5兆円の保有資産売却・資金化を決定したと発表したソフトバンクGの急伸によって、よりNT倍率低下による修正の流れが強まった格好だろう。もっとも、グローベックスの米株先物はNYダウが700ドル程度下落して推移している。米上院は、景気対策法案を前進させるかどうかの動議の採決を23日午前9時45分(日本時間午後10時45分)に再び行う方針を示している。ここで承認ともなれば切り返しが期待されそうだが、ネガティブな結果となるようだと、改めて嫌気される流れが警戒されやすい。 《CN》
関連銘柄 7件
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17