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後場に注目すべき3つのポイント~個別では親子上場銘柄への物色再燃か

2020/1/20 12:34 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~個別では親子上場銘柄への物色再燃か 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は高値圏でのこう着、個別では親子上場銘柄への物色再燃か ・ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り基調 ・値上がり寄与トップはダイキン<6367>、同2位はKDDI<9433> ■日経平均は高値圏でのこう着、個別では親子上場銘柄への物色再燃か 日経平均は上昇。60.03円高の24101.29円(出来高概算4億3000万株)で前場の取引を終えた。17日の米国市場では主要指数は最高値を更新した流れもあり、底堅い相場展開となっている。シカゴ先物を上回って始まった日経平均は、日中値幅が50円弱と狭いレンジでの推移が続いているが、前引け間際には24107.69円まで上げ幅を広げており、再び昨年12月17日高値(24091.12円)を上回ってきている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、海運、建設、電力ガス、非鉄金属、機械が1%を超える上昇。半面、鉱業、医薬品、食料品、サービスが小安い。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、TDK<6762>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>がけん引。一方で、ファーストリテ<9983>が1社で日経平均を約30円下押している。 日経平均は再び24100円台に乗せてきているが、日中値幅は50円弱と小さく、方向感は掴みづらいところである。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、前週のTOPIXの弱さの反動といったところ。先週相場のけん引役だったファーストリテがマイナス圏で推移していることもあり、リターン・リバーサルの流れといったところであろう。 とはいえ、週明けの米国市場はキング牧師生誕記念日の祝日となる為、海外勢のフローは限られているとみられる。そのため、足元で話題となっているTOPIX先物への断続的な売り圧力もいったん低下しているといったところであろう。日経平均は昨年来高値水準でのこう着から上値追いの流れには向かいづらく、個別に材料などが出ている銘柄への値幅取り狙いの資金が集中しよう。 また、前引け際に前田建<1824>は、子会社を通じて前田道<1883>株のTOBを実施すると発表した。買い付け価格は1株3950円。前田道株の過半を取得して連結子会化を目指す。一方、前田道は前田建が保有する自社の株式を取得し、資本関係を解消の提案を決議したと発表しており、敵対的TOBといった流れになりそうである。ただし、今回の報道を背景に、再び親子上場の解消への思惑などから、関連する銘柄への物色に発展しやすくなりそうである。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り基調 20日午前の東京市場でドル・円は110円10銭台を中心とした取引となった。日経平均株価は上げ幅を縮小したが、プラス圏を維持したことで円売り基調に振れている。市場センチメントの改善で円買いは後退しており、目先もドルは下げづらい見通し。ただ、110円30銭付近の売りが意識され、上値は重そうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円09銭から110円22銭、ユーロ・円は122円12銭から122円32銭、ユーロ・ドルは1.1089ドルから1.1098ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・イワブチ<5983>、ウィルズ<4482>など、14銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはダイキン<6367>、同2位はKDDI<9433> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁 「米国経済は非常に良好」 「指標は労働市場がかなり良好であることを示している」 「貿易の不透明感の修正が投資を支援すると期待」 【経済指標】 米・12月住宅着工件数:160.8万戸(予想:138.0万戸、11月:137.5万戸←136.5万戸) 米・12月住宅建設許可件数:141.6万戸(予想:146.0万戸、11月:147.4万戸←148.2万戸) 米・12月鉱工業生産:前月比‐0.3%(予想:-0.2%、11月:+0.8%←+1.1%) 米・12月設備稼働率:77%(予想:77.0%、11月:77.4%←77.3%) <国内> ・通常国会召集(6月17日まで) ・日銀金融政策決定会合(21日まで) ・13:30 11月鉱工業生産確報(速報値:前月比-0.9%) ・14:00 衆院本会議 ・15:40 参院本会議 <海外> ・米国休場(キング牧師誕生記念日) 《YN》
関連銘柄 11件
1824 東証1部
899
9/28 15:00
+8(0.9%)
時価総額 174,953百万円
ゼネコン準大手。脱請負に向けインフラ運営に力注ぐ。昨年3月に前田道路をTOBで連結子会社化。22.3期1Qは受注堅調。6月末単体受注残は6855億円(前年同月末比16%増)に。10月に持株会社制に移行へ。 記:2021/08/16
1883 東証1部
2,099
9/28 15:00
+71(3.5%)
時価総額 187,145百万円
ゼネコン準大手。今年10月に傘下の前田道路、前田製作所と経営統合し、持株会社の社名をインフロニアHDに。中計ではグループ経営の強化などで31年3月期に営業益1000億円以上を目指す。配当性向3割以上目安。 記:2021/09/13
4482 東証グロース
588
9/4 15:00
-12(-2%)
時価総額 11,734百万円
プレミアム優待倶楽部やIR-naviの運営、ESGソリューション等を手掛ける株主管理プラットフォーム事業が主力。自社媒体Web広告等の広告事業も。プレミアム優待倶楽部は株主優待商品のラインナップ拡充図る。 記:2024/08/13
5983 東証スタンダード
6,390
9/4 14:30
-110(-1.69%)
時価総額 7,029百万円
架線金物メーカー。交通信号用金属製品で国内トップシェア。CATV・情報通信用品、防災無線施設装柱用品、防球ネット等も。東京電力やNTTなどが主要取引先。EV関連、再生可能エネルギー関連の営業を積極化。 記:2024/05/03
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10