マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/12 8:10:45
15,154,671
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:中小型株の好循環続く、IPOではフリーなどBB本格化

2019/11/30 15:24 FISCO
*15:24JST 新興市場見通し:中小型株の好循環続く、IPOではフリーなどBB本格化 先週の新興市場では、マザーズ指数や日経ジャスダック平均の堅調ぶりが目立った。日経平均は下値こそ堅かったが、米中摩擦への警戒感などから23500円を超えると上値が重かった。米感謝祭で海外投資家の取引参加が減ったこともあり、東証1部の売買代金はやや低調。このため個人投資家の物色が中小型株に向かい、マザーズ売買代金は900億円を超える日も見られた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.8%であったのに対して、マザーズ指数は+2.9%、日経ジャスダック平均は+1.7%だった。マザーズ指数は7月中旬以来の水準を回復している。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で3.6%高となったほか、一部証券会社の新規レーティング付与が観測されたSansan <4443>は同21.4%高と大きく上昇した。そーせいグループ<4565>は同2.1%安となったが、肺疾患治療薬が中国で保険収載され、週末にかけて買われる場面があった。また、インパクトHD<6067>が週間の売買代金、上昇率ともマザーズトップ。インドの合弁先に関する一部報道を受けて思惑買いが向かった。トビラシステムズ<4441>、エクスモーション<4394>なども大きく上昇した。反面、フィット<1436>やEduLab<4427>が下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同10.2%高。一部証券会社のレーティング引き上げが観測された。東映アニメーション<4816>は同6.5%高となったが、親子上場を巡る思惑から買われたようだ。その他はハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同4.5%高、セリア<2782>が同5.7%安と高安まちまち。売買代金上位ではメイコー<6787>が大きく買われ、タツミ<7268>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、フジタコーポレーション<3370>や日本一ソフトウェア<3851>が下落率上位に顔を出した。 今週の新興市場では、中小型株の循環物色が続きそうだ。マザーズ指数は企業決算の発表が一巡した11月半ばから急ピッチの上昇を見せている。足元では利益確定の売りも出ているようだが、米中関係への懸念などから大型株の買いが手控えられ、引き続き中小型株に資金が向かいやすいだろう。今週から12月IPOのブックビルディング(BB)が増えるため、参加に伴い個人投資家の資金が拘束される点は懸念材料となる。ただ、目先は株価上昇で好循環が続きそうだ。 今週は、12月4日にLink-U<4446>、12月6日にHEROZ<4382>、日本スキー場開発<6040>、OSGコーポレーション<6757>などが決算発表を予定している。Link-Uは集英社との業務提携を発表し、先週末に株価が大きく上昇。OSGコーポは前四半期の決算がポジティブに、対照的にHEROZはネガティブに受け止められたが、今回の決算にも注目したい。先週末発表の決算ではウチダエスコ<4699>などが好感されているようだ。 IPO関連では、12月2日に名南M&A<7076>が名証セントレックスへ新規上場する。同社はM&A(企業の合併・買収)の仲介・コンサルティングを手掛ける。地方市場上場案件としては公開規模がやや大きいが、中小企業におけるM&Aニーズの高まりが追い風になると期待されているようだ。なお、今週はフリー<4478>など12社が新たにBB期間に入る。 《FA》
関連銘柄 23件
2,512
9/4 15:00
-48(-1.88%)
時価総額 10,761百万円
GXグリーンエネルギー発電施設の開発・販売、GXゼロエネルギーハウスの開発・販売、O&M・発電事業等を手掛ける。旧社名はフィット。配当性向15%程度目途。NonFIT発電所の開発・販売体制の強化を図る。 記:2024/09/01
2782 東証スタンダード
3,450
9/4 15:00
+75(2.22%)
時価総額 261,648百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。売上営業利益率5%以上の維持、戦略的出店によるシェア拡大などに取り組む。 記:2024/04/29
3370 東証スタンダード
250
9/4 14:35
-1(-0.4%)
時価総額 750百万円
北海道の外食フランチャイジー。運営ブランドはミスタードーナツやモスバーガーなど。製造・卸売、農畜産なども。外食需要の改善や値上げ効果等により、24.3期3Q累計は業績堅調。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
3851 東証スタンダード
939
9/4 14:49
-30(-3.1%)
時価総額 4,815百万円
家庭用ゲームソフトの企画・開発、スマホ向けコンテンツの制作等を行う。岐阜県各務原市に本社。代表作に「魔界戦記ディスガイア」など。学生寮・その他事業も展開。過去IPの有効活用、新規IPの開発などに注力。 記:2024/08/05
4382 東証スタンダード
1,035
9/4 15:00
-64(-5.82%)
時価総額 15,552百万円
AI関連ソリューションの提供、SaaS導入支援、将棋ウォーズ等のAI/DX事業、AI Security事業を手掛ける。リカーリング売上は増加傾向。eラーニングサービス「棋神ラーニング」は好調なスタート。 記:2024/05/10
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4394 東証グロース
749
9/4 12:43
-16(-2.09%)
時価総額 2,213百万円
組込みソフトの品質改善に特化したコンサルティングを展開。自動車業界向けに強み。ソルクシーズ傘下。生成AI支援サービス「CoBrain」の開発に注力。ソフトウェア開発の需要旺盛でコンサル事業の受注は順調。 記:2024/06/07
4427 東証グロース
275
9/4 15:00
-17(-5.82%)
時価総額 2,769百万円
テストセンター事業が主力。各種資格・検定試験や大学入試等にテストセンターを提供。テスト運営・受託事業、オンライン英語テスト「CASEC」の提供等も行う。増進会HDと資本業務提携。テストセンター事業は順調。 記:2024/07/08
4441 東証スタンダード
740
9/4 15:00
-39(-5.01%)
時価総額 7,857百万円
迷惑情報フィルタ事業を展開。モバイル向けフィルタサービスが主力。ビジネスフォン向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービスなども。ビジネスフォン向け製品「トビラフォンBiz」などは販売順調。 記:2024/08/26
4443 東証プライム
2,181
9/4 15:00
+7(0.32%)
時価総額 272,669百万円
営業DXサービス「Sansan」、インボイス管理サービス「Bill One」等を手掛ける。Sansanは契約件数が9400件超。Bill Oneの有料契約件数は2600件超。Bill Oneは高成長続く。 記:2024/06/07
4446 東証プライム
474
9/4 15:00
-39(-7.6%)
時価総額 6,699百万円
Link-U Technologies等を傘下に収める持株会社。マンガサービス事業が柱。マーケティング事業等も手掛ける。26.7期売上60億円目標。総合書店系マンガサービス、自社プロダクトが重点強化領域。 記:2024/05/06
4478 東証グロース
2,701
9/4 15:00
-155(-5.43%)
時価総額 153,625百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフト等の提供を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は47万社超。サブスク売上比率は約9割。会計事務所とのパートナーシップ強化図る。 記:2024/05/08
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4699 東証スタンダード
4,120
5/26 14:53
+5(0.12%)
時価総額 14,832百万円
内田洋行傘下のICTサービス会社。学校や自治体向けに強み。オフィス移転やOA消耗品販売も。オフィスシステム事業は堅調。働き方改革に対応したリニューアル案件の増加などが寄与。22.7期1Qは大幅増益。 記:2022/01/26
4816 東証スタンダード
3,175
9/4 15:00
+15(0.47%)
時価総額 666,750百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
6040 東証グロース
925
9/4 15:00
-29(-3.04%)
時価総額 14,800百万円
長野県・白馬や群馬県、岐阜県でスキー場を運営。グランピング施設やレンタルショップ、おにぎり屋等の運営も行う。NSDキッズプログラムの会員数は3.4万人と伸長。ウィンターシーズンは来場者数が堅調増。 記:2024/05/12
4,490
6/28 15:00
±0(0%)
時価総額 30,105百万円
小売業やサービス業の店舗・店頭に特化したマーケティング支援を展開。覆面調査や営業支援、ASP提供も手掛ける。23.12期1Qは業績足踏み。MBO成立により、同社株は23年6月29日付けで上場廃止予定。 記:2023/06/03
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6757 東証スタンダード
783
9/4 15:00
-4(-0.51%)
時価総額 4,306百万円
水関連機器メーカー。浄水器や電解水素水生成器、水自動販売機等を製造、販売。メンテナンスや水宅配等も手掛ける。高級食パン店も展開。商業施設等でウォータークーラーなどの導入が順調。メンテナンスも拡大。 記:2024/05/25
6787 東証プライム
5,840
9/4 15:00
-500(-7.89%)
時価総額 156,530百万円
プリント基板の設計・製造を行う。車載向けが主力。両面・多層スルーホール基板、ビルドアップ基板、フレキシブル基板等が主要製品。ハイエンドスマートフォン向け基板の拡販に注力。27.3期売上高2700億円目標。 記:2024/06/24
7076 名証メイン
842
9/4 15:30
-28(-3.22%)
時価総額 2,651百万円
M&A総合コンサルティング企業。M&A支援やIPO支援、ベンチャーファンド運営等を行う。東海地区が地盤。中小企業や医療・介護分野に強み。提携する税理士・会計事務所数は280超。事業領域の拡充等に取り組む。 記:2024/05/02
7268 東証スタンダード
274
9/4 15:00
-9(-3.18%)
時価総額 1,644百万円
ミツバ傘下の自動車部品メーカー。自動車の電装品、ブレーキ部品、トランスミッション部品等を手掛ける。栃木県足利市に本社。冷間圧造、加工技術が強み。メキシコ、インドネシアにおける新規市場開拓などに注力。 記:2024/07/07
7564 東証スタンダード
4,540
9/4 15:00
-15(-0.33%)
時価総額 371,585百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03