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注目銘柄ダイジェスト(前場):イワキ、FTグループ、スクリーンHDなど

2019/11/21 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):イワキ、FTグループ、スクリーンHDなど スクリーンHD<7735>:7040円(-390円) 大幅続落。本日は同社のほか、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TOWA<6315>など半導体製造装置各社の下げが目立つ展開になっている。米下院本会議において、上院に続き香港人権法案を圧倒的多数で可決している。また、トランプ大統領は同法案に署名する見通しとも伝わっている。米中対立激化による貿易協議の合意頓挫リスクが高まる形となり、景気敏感株の代表格である半導体関連株には、日米ともに売り圧力が高まる展開へ。 技研製作所<6289>:4215円(+150円) 大幅続伸で11月8日の年初来高値を更新している。SBI証券では投資判断を「買い」、目標株価を5350円としてカバレッジを開始しており、材料視される展開になっている。SBI証券では、海外事業担当の専務取締役招聘などから、海外展開が今後の成長余地になると評価しているもよう。また、東日本大震災以降は同社技術の「認知」が高まっており、東京の高い「災害リスク」を背景に、インプラント工法などの活躍余地は大きいともみている。 FTグループ<2763>:1425円(+72円) 大幅に4日続伸。40万株(8億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.25%。取得期間は25日から20年5月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実施などが目的。自社株買いの決定に加え、8日に直近高値の1451円を付けた後、株価が軟調に推移していたことも値頃感からの買いにつながっているようだ。 かんぽ生命保険<7181>:1820円(+15円) 買い先行後、前日終値近辺でもみあい。前日は米長期金利の低下を嫌気して、他の生保株同様に売り優勢となったが、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価も1850円から2420円に引き上げており、見直しの動きが優勢に。同証券では、自己株取得による日本郵政<6178>も持ち株比率引き下げのメリットは大きく、今後の資本効率の改善、それに伴う大規模自社株買いが期待できるとしている。 イワキ<8095>:494円(+31円) 大幅反発。前日に株主優待制度の導入を発表している。100株以上の株式を1年以上保有している11月末の株主に対して、グループの化粧品詰め合わせセット(3000円相当)など3コースから1つを選択してもらい、それを贈呈するもの。19年11月末の株主を対象として開始する。3000円相当となれば、優待利回りは極めて高水準にもなるため、短期資金の関心が先行する展開に。 247<7074>:3930円 公開価格(3420円)を11%上回る3800円で初値を付けた。会社設立は07年12月28日。主な事業はパーソナルトレーニング事業(パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」、パーソナル英会話スクール「24/7English」)の運営。19年11月期の営業利益予想は前期比4.6%増の11.58億円。新規入会会員が増加するなか、関東を中心に店舗数が堅調に推移している。第3四半期累計の実績は9.26億円だった。進捗率は79.9%。 ケア21<2373>:1761円(+11円) 3日続伸。19年10月期の営業利益を従来予想の8.00億円から10.00億円(前期実績5.22億円)に上方修正している。新規出店を含め高い効果が見込める施策にシフトし、投資効率の改善を進めたことが奏功した。水道光熱費や消耗品費などの費目についても見直しを行い、総コストが縮減できたことも利益を押し上げる見通し。また、連結子会社のかがやく学び舎(東京都江東区)の保有株全てを0.05億円で共同出資者に譲渡する。 《ST》
関連銘柄 11件
2373 東証スタンダード
414
9/4 15:00
-9(-2.13%)
時価総額 6,145百万円
関西中心に訪問介護事業、有料老人ホーム事業を手掛ける。認知症グループホームや認可保育所、ダイニング事業等も展開。中計では26.10期売上高480億円目指す。新エリアへの継続出店で展開エリアの拡大図る。 記:2024/05/06
2763 東証スタンダード
1,207
9/4 15:00
-11(-0.9%)
時価総額 38,651百万円
小売電力サービスや回線サービスなどのネットワークインフラ事業、ネットワークセキュリティ商品の販売等を行う法人ソリューション事業が柱。法人ソリューション事業では「FT光」などストックサービスの拡充図る。 記:2024/09/01
6178 東証プライム
1,414
9/4 15:00
-36.5(-2.52%)
時価総額 5,327,768百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6289 東証プライム
1,754
9/4 15:00
-57(-3.15%)
時価総額 49,454百万円
油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」の製造・販売等を行う建設機械事業が主力。油圧式杭圧入引抜機は世界トップシェア。圧入工事事業も。硬質地盤対応機「サイレントパイラーF112」など一般機は販売順調。 記:2024/06/11
6315 東証プライム
6,280
9/4 15:00
-580(-8.45%)
時価総額 471,885百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
217
9/4 15:00
-9(-3.98%)
時価総額 1,318百万円
3食食べて痩せるパーソナルトレーニングジム「24/7Workout」の運営等を行う。NOVAHD等と資本業務提携。24年2月末時点で直営店86店舗展開。積極的な広告宣伝投資により、新規顧客獲得図る。 記:2024/05/12
7181 東証プライム
2,715.5
9/4 15:00
-105.5(-3.74%)
時価総額 1,085,369百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
9,668
9/4 15:00
-947(-8.92%)
時価総額 982,172百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
504
9/4 15:00
-19(-3.63%)
時価総額 20,549百万円
一般用医薬品や機能性食品、化粧品原料等の販売、OEM受託製造等を行うイワキが中核の持株会社。医薬品原料、表面処理薬品等も手掛ける。ファインケミカル事業は開発受託が順調。26.11期営業利益30億円目標。 記:2024/05/12