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後場に注目すべき3つのポイント~3連休を前に一段と買い進む材料は?

2019/10/11 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~3連休を前に一段と買い進む材料は? 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続伸、3連休を前に一段と買い進む材料は? ・ドル・円は上げ渋り、中国株伸び悩みで107円台に失速 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファミリーマート<8028> ■日経平均は大幅続伸、3連休を前に一段と買い進む材料は? 日経平均は大幅続伸。209.27円高の21761.25円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。10日の米株式市場でNYダウは続伸し、150ドル高となった。トランプ大統領が11日に中国の劉鶴副首相と会談する予定を明らかにし、通商問題を巡る米中の閣僚級協議で何らかの進展が見られるとの思惑が強まった。10月物のオプション特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買が市場推計で買い越しだったこともあり、本日の日経平均は197円高からスタート。寄り付き後はいったん上げ幅を縮めたものの、円相場が一時1ドル=108円台まで下落したことや、中国・上海株が続伸スタートしたことなどが支援材料となり、前場中ごろに21773.47円(221.49円高)まで上昇する場面があった。なお、SQ値は概算で21842.63円。東証1部の値上がり銘柄数は1027、対して値下がり銘柄数は1017とほぼ拮抗した。 個別では、ファーストリテ<9983>が3%超の上昇となり、1銘柄で日経平均を約74円押し上げた。前日発表した前期決算を評価した買いが先行した。他の決算発表銘柄では7&iHD<3382>や良品計画<7453>が大きく上昇。7&iHDは決算とともに構造改革案を発表している。スズキ<7269>は業績下方修正を発表したが、悪材料出尽くし感から買いが入った。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>やソニー<6758>が堅調で、SUMCO<3436>は6%近い上昇。また、SHIFT<3697>やローツェ<6323>が好決算を受けて急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、安川電<6506>、アドバンテス<6857>などが軟調。安川電は想定以上の業績下方修正がネガティブ視された。コシダカHD<2157>、マニー<7730>、ラウンドワン<4680>などが東証1部下落率上位に顔を出しており、四半期報告書の提出遅延で監理銘柄(確認中)に指定されたUMCエレ<6615>はストップ安水準での売り気配となっている。セクターでは、鉱業、小売業、証券などが上昇率上位。反面、その他製品、サービス業、不動産業など5業種が下落した。 前場の日経平均は堅調に推移し、200円超の上昇で前場を折り返した。米中が通商協議で部分的な合意に至るのではといった期待感とともに、ファーストリテを中心とした小売株の大幅上昇が日経平均の押し上げに寄与した。外需株の皮切りとして注目された安川電の決算は弱い内容と捉えられているが、ファナック<6954>が堅調となるなど他の関連銘柄に売りが波及している様子はない。日経平均の日足チャートを見ると、21700円手前に位置していた25日移動平均線を上回ってきている。 ただ、前場はSQ値までクリアすることはできなかった。SQ算出に絡んだ売買はさほど膨らんでおらず、需給的な重しとはならないだろうが、目先の心理的な節目として意識される可能性はある。米中協議を巡っては、ホワイトハウス報道官が「日程は流動的」などと述べたことも報じられており、先行きをしっかり見極めたいところ。円相場は1ドル=108円台を一時付けたのち下げ渋り、上海株は朝高後に伸び悩んでいる。3連休を前に一段と買い進む材料は乏しく、後場の日経平均は高値もみ合いになりそうだ。 ■ドル・円は上げ渋り、中国株伸び悩みで107円台に失速 11日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。米中貿易協議での進展期待を背景とした円売りで一時108円台に浮上したが、中国株の伸び悩みで107円台に失速した。 米ワシントンで開催中の米中貿易協議で摩擦解消に向け一定の進展が期待され、ドルや円など安全通貨が売られやすい地合い。クロス円主導の展開で、ドル・円は約2週間ぶりの高値となる108円13銭まで強含む場面もあった。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、目先の日本株高継続を期待した円売りに振れやすい。半面、上海総合指数は前日終値付近に下げるなど下押し圧力も観測され、円売りを抑制。ドルは107円台での取引が続きそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円85銭から108円13銭、ユーロ・円は118円73銭から119円03銭、ユーロ・ドルは1.1004ドルから1.1018ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ケイブ<3760>、イノベーション<3970>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファミリーマート<8028> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「中国と合意できるかどうかを目にすることになる」 ・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁 「25bpの追加利下げを支持」 「弱いデータが続けば一段の利下げが正当化される」 「現時点では主要な金融安定リスクは見当たらない」 【経済指標】 ・日・9月マネーストックM3:前年比+2.0%(予想:+2.0%、8月:+2.0%) <国内> ・特になし <海外> ・15:00 独・CPI改定値(9月) 0% 0% ・米中閣僚級貿易協議(ワシントン、最終日) 《SK》
関連銘柄 20件
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9/4 15:00
-6(-0.63%)
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カラオケチェーン「カラオケまねきねこ」を国内外で展開。ひとりカラオケ専門店「ワンカラ」、アクエル前橋等の不動産管理事業等も。カラオケ店舗数は660店超。国内は首都圏の出店継続。海外は東南アジアで出店加速。 記:2024/05/06
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9/4 15:00
-20(-0.91%)
時価総額 5,821,265百万円
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3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3697 東証プライム
13,230
9/4 15:00
-935(-6.6%)
時価総額 235,640百万円
ソフトウェアテスト・品質保証サービス、セキュリティソリューション、DXサービス等を手掛ける。サービス提供社数は1760社超。エンジニア数、単価は上昇傾向続く。AI特化型品質保証サービスの提供を開始。 記:2024/05/10
3760 東証スタンダード
1,185
9/4 15:00
-49(-3.97%)
時価総額 7,026百万円
モバイルオンラインゲームの開発・運営を行う。弾幕シューティングゲームに強み。動画配信関連事業も手掛ける。スマホゲーム開発・運営を行う「でらゲー」を傘下に持つ。新規ゲーム「東方幻想エクリプス」は売上順調。 記:2024/06/07
3970 東証グロース
1,225
9/4 14:47
-47(-3.69%)
時価総額 3,094百万円
法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」の運営を行う。ITソリューション事業や金融プラットフォーム事業等も。マーケティング投資等でITトレンドは着実に成長。地方への営業体制強化を図る。 記:2024/06/25
4680 東証プライム
870
9/4 15:00
-2(-0.23%)
時価総額 249,305百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
6323 東証プライム
1,946
9/4 15:00
-229(-10.53%)
時価総額 343,274百万円
世界シェアトップクラスの半導体ウエハ搬送装置メーカー。広島県福山市に本社。サムスングループなどが主要取引先。細胞培養装置等の製造・販売も。半導体・FPD関連装置事業では生産システムの強化等に取り組む。 記:2024/08/09
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
384
9/4 15:00
-17(-4.24%)
時価総額 10,859百万円
国内トップクラスの電子機器受託製造サービス会社。車載機器を軸に、産業機器、OA機器分野等で事業展開。豊田自動織機が筆頭株主。自動車の重要保安部品の開発などに強み。中計では27.3期売上高1500億円目標。 記:2024/07/02
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
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6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
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-211(-4.95%)
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
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-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7453 東証プライム
2,723.5
9/4 15:00
-86.5(-3.08%)
時価総額 764,704百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
7730 東証プライム
1,888
9/4 15:00
-64(-3.28%)
時価総額 201,848百万円
手術用縫合針大手。手術用器具、眼科治療機器、歯科治療機器が主力。ステンレス微細加工技術や海外生産体制に強み。サージカル関連製品は好調。眼科ナイフはアジアや欧州、北米などで需要拡大。円安も追い風。 記:2024/05/27
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10