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米中閣僚会議の行方次第といったところ【クロージング】

2019/10/4 16:12 FISCO
*16:12JST 米中閣僚会議の行方次第といったところ【クロージング】 4日の日経平均は反発。68.46円高の21410.20円(出来高概算11億株)で取引を終えた。3日の米国市場ではNYダウが122ドル高と反発したが、9月ISM非製造業景況指数が3年ぶりの低水準となり、米景気が急速に減速した可能性が警戒されて小幅に続落で始まった。その後、日経平均は一時21276.01円まで下げる局面もみられたが、直近の下げに対する買い戻しも意識される中、上昇に転じると大引けにかけて底堅い値動きをみせており、今日の高値で取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、石油石炭、陸運、不動産、空運、サービス、食料品、パルプ紙、その他製品がしっかり。半面、銀行、海運、保険、繊維、鉄鋼が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、京セラ<6971>、エムスリー<2413>、ファミリーマート<8028>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>が冴えない。 日経平均は25日線に上値を抑えられているが、75日線が支持線として意識されるなど、底堅さが意識されていた。もっとも、セクターでは石油石炭が上昇率トップとなるなど、原油安を背景とした下げに対するリバランスの買いとみられ、全体としてはポジション調整に伴う売買が中心とみられる。 日経平均は25日線を突破し、再び年初来高値を窺うかのカギは、来週10日からの米中閣僚会議の行方次第といったところであろう。コンセンサスは、米中摩擦は長期化するものの、暫定合意的な流れの中で、15日に控えている関税引き上げを延期するといったところがベストであろう。一方で、進展が見られないようだと、関税引き上げ競争が再燃するとの警戒感が強まりやすく、75日線割れから節目の21000円が意識されよう。 その他、小売決算が本格化するほか、安川電機<6506>の決算発表も予定されており、決算内容および市場反応を見極めたいところであろう。 《AK》
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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6857 東証プライム
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
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2,287
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10