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*18:11JST 米国株見通し：米利下げ観測後退が圧迫も米中合意期待が下支え S&P500先物　 2930.75（+ 7.75）　（17:55現在） ナスダック100先物　 7778.25（+21.75）　（17:55現在） 　17時55分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は60ドル高程度で推移している。欧州株式市場はほぼ全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.40ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、2日の米株式市場は売り買い交錯気味に始まりそうだ。 　前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後、パウエル米FRB議長が「インフレ圧力の弱まりは一時的」との見解を示したことから利下げ観測が後退し、株安に転じた。一方、米CNBCは、「米国と中国は10日までに貿易協議の妥結を発表する可能性がある」と伝えており、米中協議の早期合意期待が高まりそうだ。NY原油先物は、米国内の原油在庫の増加や生産量拡大を受けて売り優勢の展開が見込まれる。 　本日発表となる米経済指標は、先週分新規失業保険申請件数、1-3月期非農業部門労働生産性速報値、3月製造業受注など。それぞれが改善予想であり、株式市場にはポジティブな材料になるとみられる。決算発表は、ギリアド・サイエンシズやエクスペディアなどが予定されている。 《KK》