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今日の為替市場ポイント:米FOMC会合の結果判明を待つ状況か

2019/5/1 8:59 FISCO
*08:59JST 今日の為替市場ポイント:米FOMC会合の結果判明を待つ状況か 4月30日のドル・円相場は、東京市場では111円69銭から111円28銭まで下落。欧米市場でドルは111円24銭まで下げた後に111円47銭まで反発し、111円42銭で取引を終えた。 本日5月1日のドル・円は111円台で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果を確認する必要があることから、目先的に主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられる。 複数の報道によると、トランプ米大統領と民主党指導部は4月30日に会合を開き、道路や橋、水道、ブロードバンド、送電網などのインフラ整備に2兆ドルを支出することで合意した。関係筋によると3週間後に再度会合を開き、原資を確保する方法について協議するもようだ。民主党のペロシ下院議長は記者団に対して、「大規模かつ大胆なインフラ整備計画にすることで一致した」と語り、シューマー上院議員は「2兆ドルという非常に望ましい数字で合意した。トランプ大統領は2兆ドルとすることに意欲的だった」と説明した。 米国内のインフラ整備への大規模支出への期待は以前から広がっていたが、早い時期に決定されたことから、市場参加者の間では「トランプ大統領の再選を後押しする大きな要因となる」との見方が浮上している。トランプ大統領は米連邦準備制度理事会(FRB)に対して利下げを求めているようだが、インフラ整備への大規模支出は米国経済の持続的な成長に寄与する可能性がある。財源確保については明らかにされていないが、一部の市場関係者は、「米国債利回りはやや上昇し、株高・ドル高となる可能性がある」と指摘している。 《MK》