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前場に注目すべき3つのポイント~個別での短期的な物色を行いつつ、日経平均の200日線突破を待つ

2019/4/9 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~個別での短期的な物色を行いつつ、日経平均の200日線突破を待つ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個別での短期的な物色を行いつつ、日経平均の200日線突破を待つ ■前場の注目材料:ニトリHD、今期営業増益計画もコンセンサス届かず ■ファナック、新工場設置、サーボモーター部品加工、120億円投資、米中回復に備え ■個別での短期的な物色を行いつつ、日経平均の200日線突破を待つ 9日の日本株市場はこう着ながらも底堅さは意識されよう。週明け8日の米国市場では、NYダウが83ドル安だった。1-3月期決算発表や英国のEU離脱協議を見極めたいとの思惑から利益確定の売りが先行している。ただ、昨日の段階でグローベックスのNYダウ先物はマイナス圏で推移していたこともあり、織り込み済みであろう。一方で、テクノロジー株の上昇からS&P500、ナスダックのほか、半導体SOX指数はしっかりであり、下支え要因といったところであろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の21790円。円相場は1ドル111円40銭台とやや円高に振れて推移している。 昨日の日経平均は200日線接近で利益確定の流れとなり、結果的には寄り付き高値、ほぼ安値引けといった格好となっている。25日線が支持線として意識されるほか、足元のもち合いレンジ(21000-21800円)上限での攻防となるため、下値の堅さは意識されやすい。もっとも、参加者は限られており、昨日の売買代金は3月19日以来の1.9兆円を下回っていることもあり、大きなトレンドは出難いところであろう。 また、需給状況は改善傾向にあるとみられるが、米中通商協議や12日の英国のEU離脱協定案の行方を見極めたいところであり、足元では戻り高値水準でのこう着が続きやすいところであろう。国内要因としては、ファーストリテ<9983>や安川電機<6506>の決算内容のほか、これを受けた市場反応を見極めたいところである。 一方で、個人主体の短期的な値幅取り狙いの資金が中心とみられるが、決算を手掛かりとした物色のほか、昨日はサンバイオ<4592>が後場急伸してストップ高を付けるなど、材料に敏感に反応する地合いでもある。目先的には出来高が膨らみづらい中で、決算など個別の材料を手掛かりとした短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。また、大型10連休まであと3週間を切ってきており、逆日歩など需給妙味を手掛かりとした物色も活発化してこよう。個別での短期的な物色を行いつつ、日経平均の200日線突破を待ちたいところである。 ■ニトリHD、今期営業増益計画もコンセンサス届かず ニトリHD<9843>は8日、2019年2月期決算を発表。売上高は前期比6.3%増の6081.31億円、営業利益が同7.9%増の1007.79億円だった。従来計画を上回っての増益となり、32期連続の増収営業増益を達成。20年2月期も増収増益を見込むが、営業利益は前期比3.2%増の1040億円と、コンセンサス(1080億円程度)には届かず。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(21790、大阪比+20) ・ナスダック総合指数は上昇(7953.88、+15.19) ・SOX指数は上昇(1481.38、+3.73) ・米原油先物は上昇(64.40、+1.32) ・1ドル111円40-50銭 ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・ファナック<6954>新工場設置、サーボモーター部品加工、120億円投資、米中回復に備え ・東レ<3402>広東に新会社、水処理膜製品を製販 ・東ガス<9531>メキシコで再エネ、仏エンジ—と参入 ・NEC<6701>英社の事業買収、糖尿病網膜症検査を強化 ・独自デジタル通貨「年内開始」 三菱UFJ<8306> MUFGコイン ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 9件
3402 東証プライム
751.8
9/4 15:00
-22.6(-2.92%)
時価総額 1,226,547百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9531 東証プライム
3,587
9/4 15:00
-54(-1.48%)
時価総額 1,559,897百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9843 東証プライム
22,000
9/4 15:00
+550(2.56%)
時価総額 2,517,746百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10