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物色は個人主体の材料株に値幅取り狙いが集中【クロージング】

2019/4/8 16:00 FISCO
*16:00JST 物色は個人主体の材料株に値幅取り狙いが集中【クロージング】 8日の日経平均は小反落。45.85円安の21761.65円(出来高概算10億5000万株)で取引を終えた。3月の米雇用統計の結果を材料視した米株高の流れを引き継ぐ格好から、日経平均は21900円を回復して始まった。ただし、寄り付きで付けた21900.55円を高値にその後はこう着感が強まり、次第に上げ幅を縮めると、先週末の終値を挟んでの推移が続いた。後場は日銀のETF買い入れ期待もあったとみられるが、水準的には入りづらい中、後場の値幅は50円弱にとどまっている。参加者は限られており、売買代金は3月19日以来の1.9兆円を下回っている。物色は個人主体の材料株に値幅取り狙いが集中する格好。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400に迫り、全体の6割を超えている。セクターでは、鉱業、石油石炭、不動産、電力ガス、精密機器、サービスがしっかり。一方で、保険、海運、非鉄金属、銀行、輸送用機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が重石になる半面、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、資生堂<4911>が下支えする格好だった。 日経平均は2日に次いで寄り付き高、ほぼ安値引けとなったが、テクニカル面では25日線が支持線として意識されており、もち合いレンジ(21000-21800円)の上限レベルでの底堅さは意識されている。21910円処に位置し、抵抗として意識されている200日線に上値を抑えられた格好であり、直近の上昇に対する利益確定の流れが優勢だったようである。 一方で、個人主体の短期的な値幅取り狙いの資金が中心とみられるが、決算を手掛かりとした物色のほか、サンバイオ<4592>が後場急伸してストップ高を付けるなど、材料に敏感に反応する地合いでもある。需給状況は改善傾向にあるとみられ、米中通商協議や12日の英国のEU離脱協定案の行方を見極めたいところであり、足元では戻り高値水準でのこう着が続きやすいところであろう。国内要因としては、ファーストリテのほか、安川電機<6506>の決算内容のほか、これを受けた市場反応を見極めたいところである。 《CN》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4543 東証プライム
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9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4592 東証グロース
980
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-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17