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前場に注目すべき3つのポイント~一先ず目の前の混乱は避けられ買い戻しによる需給が下支え

2019/3/15 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~一先ず目の前の混乱は避けられ買い戻しによる需給が下支え 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:一先ず目の前の混乱は避けられ買い戻しによる需給が下支え ■前場の注目材料:アスクル、3Q営業益38.2%減、コンセンサス下回る ■TSテック<7313>ホンダ<7267>系部品、英撤退、生産移管先検討 ■一先ず目の前の混乱は避けられ買い戻しによる需給が下支え 15日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続こう。14日の米国市場はまちまちの展開。中国の2月鉱工業生産が予想を下振れ、世界経済減速への懸念からもみ合う展開となった。また、貿易摩擦を巡る米中首脳会談の開催が4月以降に延期されたほか、英議会でEU離脱期限延長案が可決されたことで、今後の展開を見極めたいとの模様眺めムードも強まっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の21170円。円相場は1ドル111円60銭台と、やや円安に振れて推移している。 英議会でEU離脱期限延長案が賛成多数で可決しており、一先ず目の前の混乱は避けられた格好であるが、離脱延期を承認するかどうか来週21日からの欧州理事会で協議を見守りたいところであり、積極的にはポジションは取りづらいところであろう。ただし、6月末まで伸びるようだと、売り方にとってはポジションを縮小しておきたいところであり、買い戻しによる需給が下支えになりそうだ。 一方で、日経平均に加わるオムロン<6645>が大引けでパッシブ連動資金による買い需要が発生する。発表後の荒い値動きを見る限りでは既に組み込まれている状況ではあろうが、組み入れに対して除外のパイオニア売却では資金不足のため、他の銘柄を幅広く売る必要があるため、これが指数の上値を抑える要因になる可能性はありそうだ。もっとも、こちらも既に対応済みであれば、売り方の買い戻しの需給による下支え効果が大きくなりそうである。 ただし、これまでも述べているが、VIX先物のショートポジションが引き続き積み上がっている状況であり、これを危惧する声も聞かれている。ショートポジションの積み上がりがVIX指数の買い戻しによる急騰に向かい、これが株式市場への売り圧力につながるとの見方である。株式市場ではロングポジションに傾きづらい状況が続こう。 物色については、インデックスに絡んだリバランスが中心となるほか、期末要因による買い戻しや自社株買いといった実需に限られよう。個人主体の中小型株については、一部の流動性の大きい低位株に短期資金が集中しやすい他、シコリのないIPO銘柄での循環物色といったところか。 ■アスクル、3Q営業益38.2%減、コンセンサス下回る アスクル<2678>は14日、2019年5月期第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比9.3%増の2885.08億円、営業利益が同38.2%減の24.31億円だった。3Q単体での営業利益は14.02億円となり、コンセンサス(18億円程度)を下回る。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(25709.94、+7.05) ・シカゴ日経225先物は上昇(21170、大阪比+50) ・米原油先物は上昇(58.61、+0.35) ・1ドル111円60-70銭 ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・TSテック<7313>ホンダ<7267>系部品、英撤退、生産移管先検討 ・伊藤忠<8001>敵対的TOB成立へ、デサント<8114>と対立先鋭化 経営陣刷新図る ・三菱自<7211>新型軽、年産36万台、来年度計画、岡山で生産開始 ・旭化成<3407>設備投資300億円、リチウム二次電池用絶縁材、年産能力41%増 ・Jリーグ映像、一元管理 NTT<9432>と共同構築 PV配信など活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 9件
2678 東証プライム
2,100
9/4 15:00
-55(-2.55%)
時価総額 204,790百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
3407 東証プライム
1,024
9/4 15:00
-21.5(-2.06%)
時価総額 1,427,386百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
6645 東証プライム
5,809
9/4 15:00
-207(-3.44%)
時価総額 1,198,077百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
7211 東証プライム
411.1
9/4 15:00
-16.3(-3.81%)
時価総額 612,655百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7313 東証プライム
1,841
9/4 15:00
-28(-1.5%)
時価総額 250,376百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。四輪車・二輪車用シートなどの自動車内装品が主力。二輪車用シートは国内トップシェア。水上バイク、医療用チェア等も手掛ける。新事業の拡大、主要客先シェアの向上などに取り組む。 記:2024/08/20
8001 東証プライム
7,483
9/4 15:00
-341(-4.36%)
時価総額 11,859,732百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8114 東証プライム
4,345
9/4 15:00
±0(0%)
時価総額 334,235百万円
総合スポーツ用品メーカー。デサントやルコックスポルティフ、アリーナ、アンブロ等のブランドを展開。アスレチックウェア、ゴルフウェアが柱。日本市場では正価販売による量的拡大、大型商材の開発等に取り組む。 記:2024/07/29
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14