マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/28 7:43:30
17,665,420
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NY株式:NYダウ96ドル安、ボーイングが続落

2019/3/13 7:00 FISCO
*07:00JST NY株式:NYダウ96ドル安、ボーイングが続落 米国株式相場はまちまち。ダウ平均は96.22ドル安の25554.66、ナスダックは32.97ポイント高の7591.03で取引を終了した。2月消費者物価指数(食品とエネルギー除く)が予想外の鈍化となり、利上げ据え置きが長期化するとの見方から、S&P500とナスダック総合指数に買いが先行。その後は、英国でのEU離脱修正案の採決結果を見極めたいとの思惑から小動きとなった。EU離脱修正案は再び否決されたものの、相場への影響は限定的だった。ダウは航空機メーカーのボーイング(BA)の旅客機事故の影響が重しとなり、軟調推移となった。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で資本財や運輸が下落した。 スポーツ用品小売のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)は、慎重な業績見通しが嫌気され10%超の大幅下落。電気自動車のテスラ(TSLA)は、証券取引委員会(SEC)が昨年10月の和解合意に違反するツイートを行ったとしてマスクCEOを訴えた件に対して、同CEOが反論し軟調推移。法人向けハードウエア・サービス事業のヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受けて売られた。一方で、鉱山開発のニューモント・マイニング(NEM)や資源会社のフリーポート・マクモラン(FCX)は、商品相場の回復を受けて上昇した。 ボーイングは、エチオピア航空に納入した「737MAX」の墜落事故を受けて、世界各国で同機体の運航停止の動きが広がっている。航空大手のサウスウエスト航空(LUV)やアメリカン航空(AAL)は運行を続けているが、アメリカン航空の労働組合が運行停止を求めており、事態の収拾には時間がかかりそうだ。 Horiko Capital Management LLC 《FA》