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後場に注目すべき3つのポイント~買い戻し先行もイベント控え模様眺め

2019/2/27 12:51 FISCO
*12:51JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い戻し先行もイベント控え模様眺め 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、買い戻し先行もイベント控え模様眺め ・ドル・円はもみ合い、株安受けた円売りも押し目買い継続 ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、エーザイ<4523> ■日経平均は反発、買い戻し先行もイベント控え模様眺め 日経平均は反発。103.83円高の21553.22円(出来高概算5億1000万株)で前場の取引を終えている。 26日の米株式市場でNYダウは33ドル安と3日ぶりに反落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で利上げを見送る姿勢を示し、上昇に転じる場面があったものの、アジア・欧州株安の流れを引き継いで利益確定売りが優勢となった。為替相場も1ドル=110円台半ばと前日に比べ円高方向に振れたが、本日の日経平均は55円高からスタートすると、朝方には一時21565.21円(115.82円高)まで上昇した。内需株を中心に買いが入り、相場を押し上げた。ただ、今夕から始まる米朝首脳会談などの重要イベントを控え模様眺めムードも強く、買い一巡後は高値圏でこう着感の強い展開となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強となっている。 個別では、武田薬<4502>が売買代金トップで2%超の上昇。同業シャイアーの買収に伴い発行した新株の一部が28日から東証株価指数(TOPIX)に組み入れられることから、買い需要の発生を見越した動きがあった。ファーストリテ<9983>も2%超上昇して日経平均を約43円押し上げた。ZOZO<3092>は値引き表示の見直しが伝わり、買い戻し優勢で4%超の上昇。昭電工<4004>や東海カーボ<5301>といった黒鉛電極関連も上げが目立つ。その他売買代金上位では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、資生堂<4911>などが堅調。また、ショーケース<3909>やエンビプロHD<5698>はストップ高水準まで買われている。一方、ソフトバンクG<9984>が小安いほか、キーエンス<6861>、村田製<6981>、ファナック<6954>などの ハイテク株がさえない。また、新株予約権発行を発表したネオス<3627>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、医薬品、建設業、不動産業などが上昇率上位。反面、機械、電気機器、食料品などが下落率上位だった。 前日の米国株の下落は織り込み済みだったとみられ、本日の東京市場では断続的な売り方の買い戻しが入ったようだ。しかし、上値追いの動きは限定的で、前場の日経平均は上下の値幅が70円強にとどまった。東証1部売買代金は1兆円を下回っている。今夕からの米朝首脳会談に加え、英議会による欧州連合(EU)離脱方針の採決が控えるほか、翌28日には中国の2月製造業購買担当者景気指数(PMI)や米国の昨年10-12月期国内総生産(GDP)といった経済指標の発表が予定される。これらの内容を見極めたいとの思惑から、後場は模様眺めムードが強まりそうだ。 主力株の買いが手控えられ、個人投資家の物色は引き続き中小型株へ向かっている。マザーズ指数は8日続伸しており、アンジェス<4563>は利益確定売りが先行したものの、押し目買いが入り下げ渋っている。バイオ株ではSOSEI<4565>などの上げが目立ち、個人投資家の物色意欲は依然旺盛のようだ。 ■ドル・円はもみ合い、株安受けた円売りも押し目買い継続 27日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。日本株安受け円買いが先行したが、110円半ばでは押し目買いが観測され、ドルの下げは限定的となった。 日経平均株価の軟調地合いや上海総合指数など中国株の弱含みで、円買い方向に振れやすい地合いが続いた。ただ、引き続き110円半ば以下は国内勢を中心とした押し目買いが観測され、下値は堅い。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しているが、引き続き中国株や欧米株式先物もマイナス圏推移で、円買い方向は続きそうだ。一方、米10年債利回りは下げ渋り、ドルの大幅安は想定しにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円52銭から110円62銭、ユーロ・円は125円90銭から125円99銭、ユーロ・ドルは1.1389ドルから1.1395ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ラクオリア創薬<4579>や霞ヶ関キャピタル<3498>など、9銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、エーザイ<4523> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「北朝鮮が非核化を宣言すれば繁栄するベトナムと同じようになれる」 【経済指標】 ・NZ・1月貿易収支:-9.14億NZドル(予想:-3.00億NZドル、12月:+2.64億NZドル) <国内> ・14:30 片岡日銀審議委員会見特になし <海外> ・米朝首脳会談(28日まで) ・英下院がメイ首相のEU離脱方針や議員提出の動議採決 《HH》
関連銘柄 20件
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3498 東証プライム
13,210
9/4 15:00
-540(-3.93%)
時価総額 126,103百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
3627 東証スタンダード
331
9/4 15:00
-16(-4.61%)
時価総額 4,020百万円
aiwa製品等のIoT&デバイス事業、ゲームやAI健康アドバイスアプリ等のライフデザイン事業、AI&クラウド事業を手掛ける。aiwa事業ではラインアップの拡充図る。28.2期売上高140億円目標。 記:2024/05/10
3909 東証スタンダード
252
9/4 15:00
-20(-7.35%)
時価総額 2,159百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4563 東証グロース
55
9/4 15:00
-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4579 東証グロース
610
9/4 15:00
-20(-3.17%)
時価総額 12,794百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
504
9/4 15:00
-22(-4.18%)
時価総額 15,171百万円
金属・廃棄物リサイクル等の資源循環事業、資源の国際流通等のグローバルトレーディング事業が柱。リチウムイオン電池リサイクル事業等も。グローバルトレーディング事業は堅調。28.6期売上高800億円目標。 記:2024/06/18
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17