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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は21300円を挟んでの狭いレンジ取引が続く

2019/2/20 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は21300円を挟んでの狭いレンジ取引が続く 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は21300円を挟んでの狭いレンジ取引が続く ■前場の注目材料:MORESCO、19年2月期業績予想を下方修正 ■第一三共、希少・免疫疾患重点、創薬研究見直し ■日経平均は21300円を挟んでの狭いレンジ取引が続く 20日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。祝日明けの米国市場は、NYダウは8ドル高と小幅に上昇した。米中通商協議の再開を材料視する一方で、米商務省が自動車・自動車部品の輸入制限に関する報告書をトランプ大統領に提出したほか、メキシコ国境の壁建設費確保を狙った国家非常事態宣言を巡り、複数の州が提訴していることが手控え要因になったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の21325円。円相場は1ドル110円50銭台で推移している。 一先ず米国市場が小幅ながらも上昇した流れもあり、やや買い先行の展開になりそうである。米国同様、米中通商協議の再開を背景に下を売り込む流れにはなりづらく、底堅さは意識されるだろう。原油先物相場の上昇等も資源株への手掛かり材料になる。昨日の黒田日銀総裁の発言では「物価安定目標の実現に必要なら追加緩和を検討する」、「追加緩和は、効果とともに金融仲介・市場機能も考慮する必要」などと述べていることも下支え要因となる。 一方で、自動車関税や輸入制限措置への懸念が重しになりやすく、積極的な売買は手控えられやすい。ホンダ<7267>の英工場閉鎖方針についても、引き続き欧州情勢への警戒を強めることになるだろう。そのため、日経平均は21300円を挟んでの狭いレンジ取引が続くことになりそうである。 物色としては薄商いの中では、引き続き先物主導によるインデックス売買に振らされやすい需給状況であろう。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>の動き等を睨みながらの展開といったところだろう。その他、中小型株についても底堅い動きをみせてきており、資金回転は速いものの、短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。 ■MORESCO、19年2月期業績予想を下方修正 MORESCO<5018>は19日、2019年2月期の業績予想の修正を発表。売上高は従来の300億円から289億円、営業利益が同24.5億円から19.8億円に下方修正した。中国経済のスローダウン、新興国における為替の影響、原油価格上昇等によるコストアップ、ハードディスクドライブ業界の減速等が要因。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21302.65、+20.80) ・NYダウは上昇(25891.32、+8.07) ・ナスダック総合指数は上昇(7486.77、+14.36) ・シカゴ日経225先物は上昇(21325、大阪比+25) ・VIX指数は低下(14.88、-0.03) ・米原油先物は上昇(56.45、+0.47) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・第一三共<4568>希少・免疫疾患重点、創薬研究見直し ・ホンダ<7267>欧生産縮小、英・トルコ工場閉鎖、4輪、電動化対応 ・富士通<6702>希望退職に461億円、再就職支援など、業績予想は据え置き ・ヤマシナ<5955>山添製作を買収、車向けネジ、生産分散 ・JR西<9021>みどりの窓口150駅廃止へ、訪日客ら対面接客に注力 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月貿易収支(予想:-1兆291億円、12月:-567億円) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 8件
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5018 東証スタンダード
1,227
9/4 15:00
-13(-1.05%)
時価総額 11,898百万円
特殊潤滑油が主力の化学品メーカー。ホットメルト接着剤、流動パラフィン等の素材、合成潤滑油等も。ダイカスト用離型剤、プランジャー潤滑剤等で国内トップシェア。中期経営計画では27.2期営業利益27億円目標。 記:2024/06/11
5955 東証スタンダード
73
9/4 15:00
-4(-5.19%)
時価総額 10,484百万円
ねじ、精密ばねの製造・販売等を行う金属製品事業を展開。1917年設立。電線・ケーブルの製造・販売、化成品素材等の加工・販売、不動産賃貸等も。自動車関連企業などが主要顧客。グループ営業力の強化図る。 記:2024/08/29
6702 東証プライム
2,769.5
9/4 15:00
-77.5(-2.72%)
時価総額 5,735,934百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9021 東証プライム
2,728.5
9/4 15:00
-26(-0.94%)
時価総額 1,331,516百万円
大手鉄道会社。近畿、北陸、中国、九州北部が鉄道営業エリア。山陽新幹線、北陸新幹線などを運行。流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業も展開。高付加価値の不動産アセット拡充など不動産事業の拡大図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17