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後場に注目すべき3つのポイント~円安と好決算でひとまず売られ過ぎ修正

2019/2/12 12:45 FISCO
*12:45JST 後場に注目すべき3つのポイント~円安と好決算でひとまず売られ過ぎ修正 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶり大幅反発、円安と好決算でひとまず売られ過ぎ修正 ・ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り先行 ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954> ■日経平均は3日ぶり大幅反発、円安と好決算でひとまず売られ過ぎ修正 日経平均は3日ぶり大幅反発。412.11円高の20745.28円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えている。 11日の米株式市場ではNYダウが53ドル安と4日続落。14日から始まる米中の閣僚級協議を見極めたいとの思惑に加え、15日のつなぎ予算の失効期限を前に政府機関閉鎖への懸念も強まり、買いは続かなかった。ただ、為替市場では米債利回り上昇に伴うドル買いで円相場が1ドル=110円台前半から半ばまで下落しており、連休明けの日経平均は109円高からスタートした。前週末8日に400円超下落した反動もあり、寄り付き後の日経平均は先物主導で上げ幅を広げる展開となり、前週末の下落分を埋めて前場を折り返した。東証1部の値上がり銘柄は全体の8割強となっている。 個別では、ファーストリテ<9983>が3%高となって日経平均を約55円押し上げたほか、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>などが堅調。ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>は小じっかり。ZOZO<3092>は10%超高と急反発した。太陽誘電<6976>は市場予想を上回る決算を受けて急伸し、村田製<6981>など他の電子部品株にも買いが波及。また昭電工<4004>や東海カーボ<5301>も上昇が目立ったが、日カーボン<5302>の好決算が見直しのきっかけになったようだ。日カーボンはストップ高水準で前場を折り返した。その他決算発表銘柄では長谷工<1808>、ルネサス<6723>が大きく買われた。一方、ソニー<6758>や武田薬<4502>は利益確定売り優勢。資生堂<4911>は市場予想を下回る決算を受けて売りがかさむ場面があった。JXTG<5020>は自社株買いを発表したものの、材料出尽くし感から6%近く下落した。セクターでは、機械、繊維製品、倉庫・運輸関連業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは石油・石炭製品、不動産業の2業種のみだった。 円相場が1ドル=110円台まで下落したこと、春節(旧正月)の連休明けの中国・上海総合指数が堅調だったことなどが支援材料となり、本日の日経平均は急反発している。電子部品の太陽誘電やトラックのいすゞ<7202>など、外需減退への警戒感が強まっていた企業で好決算が相次いだことも投資家の物色意欲を刺激しているものとみられる。前週末にも指摘したとおり、日経平均の予想PER(株価収益率)は12倍を下回っており、市場では「日本株は必要以上に売り込まれてきた」との声が多く聞かれる。ひとまず節目の20000円接近からの反発力が確認できたことはポジティブに捉えられる。 しかし、今週は米中で経済指標の発表が相次ぐため、世界経済の減速懸念が再び台頭してくる可能性がある。その他にも14日からの米中閣僚級協議、15日の米つなぎ予算失効期限など重要イベントが多く、連休明けの買いがどこまで続くかは慎重に見極める必要があるだろう。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り先行 12日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。欧州通貨安でドル買い選好地合いのなか、日本株高を背景とした円売りでドルは110円半ばに値を上げた。 ドル・円は、前日に110円台を回復し、そのまま定着。本日は米国の壁建設予算をめぐる与野党対立が解消に向かうとの報道で、ドル買い基調に。また、日本株や中国株の上昇で円売りで、日銀の国債買入れ減額の影響は軽微となった。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、上海総合指数もプラス圏で推移しており、株高を好感した円売りは続きそうだ。米国の壁建設をめぐる与野党合意で今晩の米株高観測も広がり、ドル買い基調は継続しよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円35銭から110円54銭、ユーロ・円は124円45銭から124円68銭、ユーロ・ドルは1.1272ドルから1.1280ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・Nuts<7612>や日本カーボン<5302>など、14銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「2回目の米朝首脳会談もうまくいくと期待」 ・中国商務省 「消費拡大を目指し、今年はさらなる措置を取る」 【経済指標】 ・日・1月マネーストックM3:前年比+2.4%(予想:+2.1%、12月:+2.1%) ・豪・12月住宅ローン件数:前月比-6.1%(予想:-2.0%、11月:-0.9%) <国内> ・13:30 12月第3次産業活動指数(前月比予想:-0.1%、11月:-0.3%) <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 20件
1808 東証プライム
1,828.5
9/4 15:00
-19(-1.03%)
時価総額 550,002百万円
分譲マンションが主力の総合建設会社。マンション建設で国内トップ。収益不動産の開発・運営、分譲マンション管理、リフォーム、在宅介護サービス等も。総還元性向40%程度目安。建設事業の領域拡大などに注力。 記:2024/08/26
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5020 東証プライム
763.2
9/4 15:00
-39.1(-4.87%)
時価総額 2,465,352百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
5302 東証プライム
4,275
9/4 15:00
-120(-2.73%)
時価総額 50,586百万円
1915年創業の炭素製品メーカー。1927年に日本で初めて人造黒鉛電極を製造。炭素繊維製品や特殊炭素製品、リチウムイオン電池用負極材等を手掛ける。電極材関連製品は製造コスト削減、適正売価による販売に注力。 記:2024/08/06
2,265
9/4 15:00
-210.5(-8.5%)
時価総額 4,431,309百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6976 東証プライム
3,323
9/4 15:00
-250(-7%)
時価総額 432,714百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7202 東証プライム
2,137.5
9/4 15:00
-82(-3.69%)
時価総額 1,661,782百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7612 JQスタンダード
1
10/2 15:00
±0(0%)
時価総額 86百万円
タレント・アニメキャラを使用したコンテンツの企画制作や映像商品の製作を展開。高度医療サービスや経営コンサルへのシフトを推進。帳簿上現金と保有現金に差異発生。外部調査委員会設置し、20.3期決算発表に遅れ。 記:2020/07/30
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17