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米中通商問題や欧州情勢への警戒感【クロージング】

2019/2/8 16:09 FISCO
*16:09JST 米中通商問題や欧州情勢への警戒感【クロージング】 8日の日経平均は大幅に下落。418.11円安の20333.17円(出来高概算14億6000万株)で取引を終えた。欧州委員会がユーロ圏成長見通しを下方修正したことや、クドロー国家経済会議委員長が米中交渉の合意まで「距離がある」との見方を示すなど、米中交渉の先行き不透明感から米国市場が大きく下落する中、この流れを引き継ぐ格好となった。前日のソフトバンクG<9984>のストップ高によるインパクトが限られる中、ある程度の調整は想定されていたが、前引け間際には20400円を下回るなど、SQ通過後も不安定な値動きが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1800を超えた。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>、ソニー<6758>、ソフトバンクG、富士フイルム<4901>が下支えとなる一方で、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ユニファミマ<8028>、京セラ<6971>が重石となった。セクターではパルプ紙が唯一上昇した他は32業種が下落。繊維、非鉄金属、金属製品、機械、海運、鉱業、化学、卸売の弱さが目立つ。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行した後は、20500円処での底堅さが意識されるとみていたが、SQ通過後もじりじりと下げ幅を広げている。昨日はソフトバンクGが下支えする格好となったが、東証1部の7割が下げていた。本日は8割を超える下落となるなど、インデックスに絡んだ幅広い銘柄が売られている。トランプ米大統領は習中国国家主席と交渉期限内に会談しないだろうとの見解を示したことで、2月下旬にも首脳会談を開くとみられていただけに、改めてリスク回避に向かわせている。 また、ブレグジット問題など波乱は警戒されていたとはいえ、英中銀イングランド銀行が国内の経済成長見通しを引き下げたほか、欧州委員会がユーロ圏成長見通しを下方修正するなど、欧州情勢への警戒感も高まっている。3連休前でのポジション圧縮の動きとも捉えられようが、連休明け後についても手掛けづらい相場展開が意識される。 《AK》
関連銘柄 8件
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
3,821
9/4 15:00
-148(-3.73%)
時価総額 4,752,854百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17
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