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後場に注目すべき3つのポイント~近くて遠い「21000円」

2019/2/5 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~近くて遠い「21000円」 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶり小幅反落、近くて遠い「21000円」 ・ドル・円は伸び悩み、日本株の反落で ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、アステラス製薬<4503> ■日経平均は4日ぶり小幅反落、近くて遠い「21000円」 日経平均は4日ぶり小幅反落。8.39円安の20875.38円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えている。 4日の米株式市場でNYダウは175ドル高と続伸。朝方は売りが先行する場面もあったが、アップルなどのハイテク株を中心に買われ、ナスダック総合指数は1%を超える上昇となった。為替市場では前週末に発表された米1月雇用統計を受けたドル買いが続き、一時1ドル=110円台まで円安が進行。本日の日経平均はこうした流れを好感して76円高からスタートすると、寄り付き直後には20981.23円(97.46円高)まで上昇する場面があった。しかし、節目の21000円手前では引き続き戻り売り圧力が強く、個別株でも月次売上を発表したファーストリテ<9983>、業績下方修正のパナソニック<6752>などが軟調とあって日経平均は失速し、前日終値近辺でもみ合う展開となった。ただ、東証1部の値下がり銘柄は全体の3割弱にとどまっている。 個別では、前述のファーストリテが3%安で前場を折り返し、日経平均を約59円押し下げた。国内「ユニクロ」の1月既存店売上高が前年同月比1%減と振るわなかった。パナソニックや任天堂<7974>、ZOZO<3092>も3%前後の下落となり、その他売買代金上位ではソニー<6758>、武田薬<4502>、ソフトバンクG<9984>などがさえない。決算発表銘柄ではイビデン<4062>やケーズHD<8282>が大きく売られ、東証1部下落率上位に顔を出した。一方、通期決算発表の花王<4452>やキーエンス<6861>、村田製<6981>、SUMCO<3436>といったハイテク株が堅調。トヨタ自<7203>もしっかり。ヤフー<4689>は決算や長期見通しを受けて商いを伴い急伸し、JCU<4975>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、医薬品、その他製品などが下落率上位。反面、非鉄金属、海運業、繊維製品などが上昇率上位だった。 日経平均は朝高後に失速したが、ファーストリテが1銘柄で60円近く押し下げていることを考慮すると底堅いと言える。前引け時点でも東証1部銘柄のおよそ3分の2が値上がりしており、市場のムードはさほど悪くない。一方で節目の21000円にはなかなか届かず、上値の重い展開を強いられている。前日はソニー、本日はパナソニックが決算を受けて大きく売られており、企業業績に対する警戒ムードの広がりを指摘する市場関係者の声が増えてきた。一段の円安進行といった手掛かり材料がない限り、目先は個別の決算対応を中心とした相場展開が続きそうだ。 なお、マザーズ市場ではサンバイオ<4592>が5営業日ぶりに取引時間中に売買成立した。その後は自律反発に期待した押し目買いも入り、全市場で売買代金トップとなっている。直近高値のおよそ5分の1まで株価下落した同社株だが、ひとまず売買が成立したことで中小型株に資金が回りだす。ただ、先般発表された試験結果を受けての同社に対する評価はまだ定まっておらず、先行きは慎重に見極めたい。 ■ドル・円は伸び悩み、日本株の反落で 5日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日本株の反落による円売りの後退で、節目の110円付近の売りに押された。 ドル・円は、109円後半で寄り付いた後、日経平均株価のプラス圏推移で円売りが先行し、ドルは110円を回復。ただ、米株式先物は軟調地合いとなり日経平均が下げに転じると、円売りは後退しドルは利益確定売りに押された。 ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、日経平均は後場も前日終値を下回って推移するとの見方から、やや円買いに振れやすい。また、米株式先物の軟調地合いも意識され、110円付近でのもみ合いが続きそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円86銭から110円04銭、ユーロ・円は125円63銭から125円86銭、ユーロ・ドルは1.1433ドルから1.1440ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・シベール<2228>やANAP<3189>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、アステラス製薬<4503> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・メスター米クリーブランド連銀総裁 「米国経済が予想通りに推移する場合、FF金利は現在の水準よりも若干引き上げられる必要が生じる可能性」 【経済指標】 ・豪・12月貿易収支:+36.81億豪ドル(予想:+22.25億豪ドル、11月:+22.56億豪ドル←+19.25億豪ドル) ・豪・12月小売売上高:前月比-0.4%(予想:0.0%、11月:+0.5%←+0.4%) <国内> ・12:35 10年国債入札の結果発表予定 <海外> ・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想) ・トランプ米大統領が一般教書演説 《HH》
関連銘柄 20件
2228 JQスタンダード
23
2/15 15:00
-21(-47.73%)
時価総額 42百万円
山形県地盤の洋菓子メーカー。首都圏の店舗を閉鎖し、山形県内と仙台市内で店舗を展開。通信販売も行う。看板商品のラスクのブーム終焉により業績が悪化し、今年1月に民事再生手続きを申請。2月18日付で上場廃止に。 記:2019/01/23
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3189 東証スタンダード
245
9/4 15:00
-18(-6.84%)
時価総額 1,219百万円
若年女性向けファッションブランド。ANAPやCHILLE、LATINAなどのブランドを展開。卸売り、ライセンス販売等を積極化。不採算店舗の閉店等でコスト削減を図る。事業再生ADR手続の成立を目指す。 記:2024/05/10
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4062 東証プライム
4,665
9/4 15:00
-351(-7%)
時価総額 657,117百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4689 東証プライム
399.1
9/4 15:00
-13.7(-3.32%)
時価総額 3,045,596百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4975 東証プライム
3,450
9/4 15:00
-150(-4.17%)
時価総額 95,037百万円
プリント基板用や電子部品・半導体用、自動車部品用のめっき薬品・装置を製造・販売。表面処理技術に強み。24.3期3Q累計は自動車分野向けが堅調。だが電子分野向けの需要が冴えず。ワイン用葡萄農園子会社は譲渡。 記:2024/04/12
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8282 東証プライム
1,566
9/4 15:00
-30(-1.88%)
時価総額 297,540百万円
郊外大型店中心の家電量販店。北関東地盤。店舗数は550店舗超。家電の取り扱いに特化。現金値引、長期無料保証などが特徴。配当性向40%目標。25.3期は直営店11店の出店計画。既存店効率の再点検等も図る。 記:2024/08/09
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17