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NT倍率の修正といった格好でのリバランス【クロージング】

2019/2/4 16:19 FISCO
*16:19JST NT倍率の修正といった格好でのリバランス【クロージング】 4日の日経平均は続伸。95.38円高の20883.77円(出来高概算13億2000万株)で取引を終えた。前週末に発表された米雇用統計が市場予想を上回る良好な結果となり、投資家心理が一段と改善。統計結果を受けて為替市場で円安・ドル高が進行していることも安心感につながった。さらに、トランプ大統領は「米中貿易戦争は近く合意に達する。プロセスは順調だ」と明らかにしたと伝えられていることも、買い戻しに向かわせたようである。ただし、前場半ばに20922.58円まで上げ幅を広げる局面もみられ、後場に入っても20900円に乗せているが、後場は50円程度の狭いレンジでの取引だった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1800を超えており、全体の9割近くを占めている。セクターでは海運が下落した他は32業種が上昇しており、その他製品、石油石炭、金属製品、鉄鋼の強さが目立っている。指数インパクトの大きいところでは東エレク<8035>、ユニファミマ<8028>、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>、中外薬<4519>が堅調。一方で、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>が重石。 TOPIXが1%を超える上昇となっており、NT倍率の修正といった格好でのリバランスの流れといったところであろう。ハイテクが相対的に弱く、一方で、素材や金融、医薬品セクターが堅調であり、明日以降もこのリバランスの流れが継続するかを見極める必要がありそうだ。先週はハイテク株の強さが目立っていたが、本日ソニーの下げがセンチメントを悪化させた感はある。ただし、ソニーに対しては強気の見方も根強く、需給調整一巡後の見直しも意識されやすいところである。リバランスの流れとはいえ、日経平均の21000円到達については、ハイテク株の押し上げが必要であろう。 その他、サンバイオ<4592>がストップ安比例配分となった。値幅制限が倍になっているが完全合致とはならず、需給懸念は根強いだろう。とはいえ、好業績に対する物色が活発な他、その他のマザーズ銘柄への物色もみられており、全体の需給悪化懸念から、個別の需給懸念との見方に落ち着いてきている。 《CN》
関連銘柄 9件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6971 東証プライム
1,744
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-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10