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ファーストリテの想定外の強い値動き【クロージング】

2019/1/11 16:17 FISCO
*16:17JST ファーストリテの想定外の強い値動き【クロージング】 11日の日経平均は反発。195.90円高の20359.70円(出来高概算12億9000万株)で取引を終えた。米株高の流れに加えて、SQに絡んだ売買が差し引きで買い越しと観測される中、日経平均は買い先行で始まった。その後も決算の影響が警戒されていたファーストリテ<9983>、安川電機<6506>が堅調な値動きをみせたことが安心感につながった。特にファーストリテへの買い戻しとみられる動きが顕著に表れており、日経平均を押し上げる格好となっている。ただし、3連休を控えて積極的な参加者は限られており、ミニSQとはいえSQ売買が加わったものの、出来高は12億株台にとどまっている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がり数が拮抗。セクターでは精密機器、不動産、電力ガス、電気機器、輸送用機器、機械が堅調。一方、ファーストリテが1社で日経平均を約120円押し上げるものの、ローソン<2651>、良品計画<7453>、7&iHD<3382>などが冴えない展開となり、小売が下落率トップ。その他、水産農林、倉庫運輸、食料品が小安い。 ファーストリテの想定外の強い値動きによって日経平均は反発となった。ただ、日中値幅は90円程度にとどまっているほか、出来高も6営業日ぶりに13億株を下回っており、反発ながらも不安さが残るだろう。今後決算が本格化する中で、ファーストリテ、安川電機が決算通過でアク抜けとなったかを見極める必要がありそうだ。 とはいえ、日米ともに昨年末にかけての節税対策に伴う売りがなくなり、1月はこのバイアスがなくなることにより上昇するといった、アノマリー効果が大きいと考えられる。マザーズ指数の堅調さが目立っているが、同指数は昨年高値から44%を超える下落となり、昨年12月25日の年内受け渡し最終日に安値を付けていることからも、換金売りの影響だったことが窺える。そのため需給面での重石がなくなったことにより、上昇しやすい需給状況ともいえる。イレギュラー的に下げていた銘柄も多く、中小型株についてはしばらく値幅取り狙いの資金流入が活発化しそうだ。 《AK》
関連銘柄 5件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(0%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
2,189
9/4 15:00
-20(-0.91%)
時価総額 5,821,265百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
7453 東証プライム
2,723.5
9/4 15:00
-86.5(-3.08%)
時価総額 764,704百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10