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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均2万円回復、その後の底堅さを見極め

2018/12/27 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均2万円回復、その後の底堅さを見極め 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均2万円回復、その後の底堅さを見極め ■前場の注目材料:スギHD、3Q営業利益178億円、コンセンサス範囲内 ■村田製、岡山の生産能力拡充、MLCC原材料、車やスマホ向け ■日経平均2万円回復、その後の底堅さを見極め 27日の日本株市場は買い優勢の相場展開になろう。クリスマス明けの米国市場は大幅上昇となり、NYダウは1000ドル超の上昇、ナスダックは5%を超える上昇となった。ホリデーシーズンの活況が伝わって小売セクターが選好されたほか、原油相場の上昇も好感されている。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比635円高の20025円と2万円を回復している。円相場は1ドル111円30銭台と前日からはやや円安に振れて推移しており、これにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップからのスタートとなる。 もっとも、市場参加者が限られていることもあり、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、まずは日経平均の2万円回復、その後の底堅さを見極めたいところであろう。2万円近辺には5日線が位置しているため、一段の上昇を見せてこないと次第に短期筋のやれやれの売りに上値を抑えられる可能性がありそうだ。 とはいえ、クリスマス明けの米国市場については、節税対策の売りが出やすい需給状況であり、反発は期待しづらいところであった。トランプ大統領のツイッター発言による影響も気掛かりだった。その中での大幅上昇となったこともあり、サプライズ感はあるだろう。また、米大統領経済諮問委員会(CEA)のケビン・ハセット委員長は26日、連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長について、解任の危機にあるわけではないと言明したと米紙WSJが報じていることも安心材料となる。 また、リセッションを警戒するメディア報道もみられているが、景気減速への懸念はあるものの、景気後退を織り込むのは時期尚早である。ファンドの撤退による売りなどが観測される中で下げ止まらず、過度な警戒感が高まったことが背景にあることも考えられる。しばらくは不安定な相場展開が続くとみられるものの、イレギュラー的に売られている銘柄も多く、成長期待の大きい銘柄などへは中長期スタンスで臨みたいところである。 ■スギHD、3Q営業利益178億円、コンセンサス範囲内 スギHD<7649>は26日、第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比6.5%増の3633.13億円、営業利益が同0.1%増の178.77億円だった。コンセンサス(180億円程度)を下回ったが、ほぼ想定内の着地といったところ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(19327.06、+171.32) ・NYダウは上昇(22878.45、+1086.25) ・ナスダック総合指数は上昇(6554.36、+361.44) ・シカゴ日経225先物は上昇(20025、大阪比+635) ・1ドル111円30-40銭 ・SOX指数は上昇(1131.10、+61.71) ・VIX指数は低下(30.41、-5.66) ・米原油先物は上昇(46.22、+3.69) ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・関西電<9503>年内公表を断念、使用済み核燃料、中間貯蔵施設の候補地 ・シャープ<6753>電子部品分社、半導体など来年4月 ・村田製<6981>岡山の生産能力拡充、MLCC原材料、車やスマホ向け ・デンソー<6902>トヨタ系、東京に新会社、来年4月、自動運転技術を開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 5件
6753 東証プライム
969.1
9/4 15:00
-12.9(-1.31%)
時価総額 630,309百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7649 東証プライム
2,536
9/4 15:00
+46.5(1.87%)
時価総額 481,822百万円
ドラックストア大手の「スギ薬局」を中核とする持株会社。東海エリアが地盤。核店舗を中心としたドミナント出店が特徴。店舗数は1700店舗超。関東や中部、関西、北陸等への出店に注力。27.2期売上高1兆円目標。 記:2024/05/17
9503 東証プライム
2,506
9/4 15:00
-108.5(-4.15%)
時価総額 2,352,465百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17