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前場に注目すべき3つのポイント~米年末商戦への期待も米中貿易摩擦が重石

2018/11/27 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~米年末商戦への期待も米中貿易摩擦が重石 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米年末商戦への期待も米中貿易摩擦が重石 ■前場の注目材料:アルファクスFS、通期業績予想を上方修正 ■ダイキン、欧冷蔵機買収、1145億円、スーパーなど売り込み ■米年末商戦への期待も米中貿易摩擦が重石 27日の日本株市場は、海外株高の流れを受けて買い先行の展開となろう。ただし、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうである。26日の米国市場は、NYダウが354ドル高と大きく反発した。欧州株がほぼ全面高となったほか、ブラックフライデーの販売好調など年末商戦への期待が高まった。また、原油相場の上昇も安心感につながっている。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の22045円と、節目の22000円を回復しており、これにサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。また、円相場は1ドル113円50銭台と円安に振れて推移していることも材料視されそうだ。 日経平均は上値抵抗として意識されていた25日線を突破してくる可能性があり、短期筋のショートカバーを誘い込む可能性もありそうだ。一方で、今月末に予定される米中首脳会談を見極めたいとの模様眺めムードも強く、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいところである。また、米政権は来年1月から、2000億ドル相当の中国製品に課す関税率を10%から25%に引き上げる計画と、米紙WSJが報じている。さらに、中国と貿易交渉で合意できない場合、中国からの輸入品すべてに追加関税を発動する考えを改めて主張。その場合、アップルが中国で組み立てる「iPhone」も対象になり得ると報じられており、時間外取引でアップルは下げに転じている。 もっとも、米中首脳会談に向けての緊張は想定内でもある。需給面では企業の中間配当の支払いが本格化してくることから、再投資による買い需要が見込まれていることで、底堅さが意識されやすくなるだろう。さらに、米経済の減速懸念が警戒されている中で、相対的に日本株の割安感を指摘する声も聞かれてきている。また、金融株の下げが続いているが、三菱UFJ<8306>をみると、下落基調が続く中でも4営業日連続で陽線を形成している。海外勢などの押し目を拾う動き等も観測されるなか、売り込みづらくなりそうだ。 ■アルファクスFS、通期業績予想を上方修正 アルファクスFS<3814>は26日、19年9月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の23.13億円から28.00億円、営業利益は同2.88億円から4.00億円に上方修正している。エネルギーコスト削減事業進出に伴う日栄インテックとの業務提携を発表。新たにエネルギーコスト削減事業への進出に伴い、業績予想を修正している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21812.00、+165.45) ・NYダウは上昇(24640.24、+354.29) ・ナスダック総合指数は上昇(7081.85、+142.87) ・シカゴ日経225先物は上昇(22045、大阪比+215) ・1ドル113円50-60銭 ・SOX指数は上昇(1201.72、+22.48) ・VIX指数は低下(18.90、-2.62) ・米原油先物は上昇(51.63、+1.21) ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・補正予算への期待 ・ダイキン<6367>欧冷蔵機買収、1145億円、スーパーなど売り込み ・デンソー<6902>独インフィニオンに出資、数十億円規模 ・ホソカワミクロ<6277>粉体製造工程にIoT、加工条件即座に変更 ・ANA<9202>分身ロボで障害者就労支援、日本財団・オリィ研と提携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・10月工業利益(9月:前年比+4.1%) 《SF》
関連銘柄 6件
414
9/4 14:58
-11(-2.59%)
時価総額 1,647百万円
外食向け基幹業務システムを展開。飲食店経営管理システムで国内トップシェア。自動発注システム等も手掛ける。24.9期1Qは小幅増収。システム機器事業が売上下支え。POSシステムなどの順調な納品が寄与。 記:2024/04/16
6277 東証プライム
4,160
9/4 15:00
-120(-2.8%)
時価総額 71,681百万円
粉体処理機器メーカー最大手。高機能フィルム製造装置等のプラスチック薄膜関連事業、自社ブランドの化粧品や育毛剤等も。株主配当は総還元性向30%を目処。高付加価値の新製品、新システムの継続的な市場投入図る。 記:2024/04/30
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9202 東証プライム
2,945
9/4 15:00
-21(-0.71%)
時価総額 1,426,246百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02