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後場に注目すべき3つのポイント~軟調な中国株を意識、個別物色に注目

2018/11/22 12:38 FISCO
*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント~軟調な中国株を意識、個別物色に注目 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅に3日続落、軟調な中国株を意識、個別物色に注目 ・ドル・円はじり安、日本株安で円買い ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は小幅に3日続落、軟調な中国株を意識、個別物色に注目 日経平均は3.54円安の21504.00円(出来高概算6億800万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式相場では、ハイテクセクター中心に買い戻しの動きが広がったことを受けて、ナスダックは63ポイント高となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の21650円、円相場は1ドル113円付近と前日比円安方向で推移するなか、朝方の東京市場にも買いが先行した。その後は、円安進行が一服するなか、次第に上値の重さも意識され、前場中ごろに中国株の戻りの鈍さが意識されると日経平均はマイナスに転じた。前引けにかけては、前日終値水準でのもみ合いが続いた。 東証1部の値下がり銘柄数は1250銘柄と、全体の6割近くを占める。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクG<9984>などの値がさ株が指数を押し下げた。セクターでは、鉱業、銀行業が軟調な一方で、水産農林業、陸運業は堅調である。 日経平均は、前日に引き続き予想PER12倍水準(前日のデータで算出すると約21300円処)での下値の堅さが意識されている。足元の先物手口動向では、米長期金利上昇をきっかけに始まったとされるリスクパリティ絡みの大口売り越し基調にも変化がみられてきており、市場では、11月末のヘッジファンドの決算末に向けた売りが大方一巡したと指摘する声もある。これを受け、日本企業のファンダメンタルズに対する株価の割安感が改めて意識され始めている可能性はありそうだ。 現状の日経平均に関しては、国内三連休や米感謝祭を控えた薄商いのなか、明確な方向感は確認されていない。しかし、米国におけるクリスマス商戦の前哨戦とも言われるブラックフライデーを23日、サイバーマンデーを26日に控えて、一般的に11月下旬から上旬にかけて相場は上昇確率が高くなるとのアノマリー面からも、好材料が出た銘柄の株価感応度は高くなっている。これにより、国内外の証券会社による評価見直しの観測があった銘柄や政策絡みのキャッシュレス関連のほか、23日に開催地の決定するインバウンドをはじめとした万博関連などに対しては、個別物色が活発化する展開には注目しておきたいところである。 ■ドル・円はじり安、日本株安で円買い 22日午前の東京市場でドル・円はじり安。日経平均株価が下げに転じやや円買い方向に振れており、ドルは113円を割り込んだ。 ドル・円は113円20銭台で寄り付いたが、日経平均がマイナス圏に下げると円買い基調に。また、上海総合指数も軟調となり、株安を警戒した円買いがドルを押し下げている。 さらに、正午にかけてユーロ・ドルが節目の1.14ドルを回復した影響で、ドルは112円台に弱含んだ。ただ、ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移し、日本株の再浮揚への期待感から円買いは強まっていない。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円96銭から113円23銭、ユーロ・円は128円68銭から128円89銭、ユーロ・ドルは1.1382ドルから1.1401ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・東邦化学工業<4409>や、日本テクノ・ラボ<3849>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・10月景気先行指数:前月比+0.1%(予想:+0.1%、9月:+0.6%←+0.5%) ・米・10月中古住宅販売件数:522万戸(予想:520万、9月:515万戸) ・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:97.5(予想:98.3、速報値:98.3) ・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.8%(速報値:2.8%) <国内> 特になし <海外> ・時間未定 南ア中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想) ・米国市場は休場(感謝祭) 《HH》
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