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前場に注目すべき3つのポイント~不安定ななかで中小型株の一角に短期資金が向かうか

2018/11/21 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~不安定ななかで中小型株の一角に短期資金が向かうか 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:不安定ななかで中小型株の一角に短期資金が向かうか ■前場の注目材料:マルカキカイ、通期上方修正、コンセンサス上回る ■牧野フ、中国に新工場、放電加工機4倍、21年度 ■不安定ななかで中小型株の一角に短期資金が向かうか 21日の日本株市場は、米株安の流れを受けて不安定な相場展開になりそうだ。20日の米国市場でNYダウは一時600ドルを超える下落となり、直近安値を窺う展開となった。引き続きハイテク大手を中心に売りが先行。10月住宅着工件数が予想を下回ったほか、小売大手の冴えない決算を受けて終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円安の21220円となり、これにサヤ寄せする格好からギャップダウンでのスタートとなる。円相場は1ドル112円70銭台での推移。 アップルはゴールドマンサックスが、iPhone XRの価格設定を誤ったとの見方から目標株価を引き下げており、これが嫌気され4%を超える下落となった。アップルの下げ止まりがみられないなか、ハイテクセクターへの重石になろう。また、ディスカウントストアのターゲットなど小売企業の冴えない決算が、年末商戦への警戒感にもつながろう。原油相場の下落によって、エネルギーや素材関連も手掛けづらい。一方で、連日で大きく下げていたエヌビディアは反発をみせており、半導体関連の一角には下支えとして意識されそうだ。 とはいえ、NYダウが直近安値を意識するなか、日経平均も不安定な値動きを余儀なくされるほか、感謝祭を控えて海外勢の商いが細っている需給状況の中、インデックスに絡んだ商いで大きく振らされやすいところである。値ごろ感からの買いも入りづらい中では、より様子見ムードにつながりやすいだろう。 また、昨日のマザーズ指数は2.7%の下げとなったが、25日線レベルでの底堅さは意識されていた。時価総額上位のサンバイオ<4592>が利益確定の流れに押された影響もあるとみられる。ただし、材料性のある銘柄などは短期筋の値幅取り狙いの売買が活発化している。マザーズ指数は25日線を割り込んでのスタートとなろうが、依然として外部環境の不透明感は根強く、海外勢のフローも限られるなか、中小型株の一角に短期資金が向かいやすいと考えられる。 ■マルカキカイ、通期上方修正、コンセンサス上回る マルカキカイ<7594>は20日、2018年11月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の570億円から640億円、営業利益は同22億円から25億円に上方修正している。これにより営業利益はコンセンサス(24億円程度)を上回る見込みとなった。合わせて配当計画を43円から45円に増額修正している。国内においては自動車業界向けに工作機械の販売が好調に推移し、米州も自動車業界向けを中心に工作機械や射出成形機の販売が伸びている。 ■前場の注目材料 ・1ドル112円70-80銭 ・SOX指数は上昇(1174.82、+1.81) ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・補正予算への期待 ・牧野フ<6135>中国に新工場、放電加工機4倍、21年度 ・東電力HD<9501>現場支援MR開発、視野に検査手順情報融合 ・サイバーダイン<7779>リハビリ・介護ロボ開発、高齢者、移動・排せつ支援 ・サイゼリヤ<7581>AIで売り上げ予測、NTTドコモ<9437>と店舗運営効率化を実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6135 東証プライム
5,580
9/4 15:00
-290(-4.94%)
時価総額 138,909百万円
大手工作機械メーカー。1937年創業。NCフライス盤、マシニングセンタを国内で初めて開発。金型・精密部品向けのマシニングセンタ、放電加工機に強み。国内では最新の大型機、5軸機を中心に引き合い獲得図る。 記:2024/05/17
7581 東証プライム
5,010
9/4 15:00
-170(-3.28%)
時価総額 261,883百万円
イタリアンカジュアルレストラン「サイゼリヤ」をチェーン展開。中国中心に海外でも事業展開。価格競争力などが強み。店舗数は1500店舗超。メニュー再構築や主力商品の改善、食材の供給体制再構築などに取り組む。 記:2024/08/06
7594 東証1部
3,100
9/28 15:00
+101(3.37%)
時価総額 28,917百万円
産業機械・建設機械を扱う機械専門商社。工作機械や射出成形機、プレス機械などを手掛け、自動車向けに実績。食品機械市場にも本格進出。直接販売に特徴。コロナ禍でのクレーン停滞の影響もあり、中間期は利益足踏み。 記:2021/07/05
7779 東証グロース
210
9/4 15:00
-7(-3.23%)
時価総額 28,864百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
659.9
9/4 15:00
-48.6(-6.86%)
時価総額 1,060,471百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13