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まずは重大イベント通過後のアク抜けが意識される【クロージング】

2018/11/6 16:07 FISCO
*16:07JST まずは重大イベント通過後のアク抜けが意識される【クロージング】 6日の日経平均は反発。248.76円高の22147.75円(出来高概算13億4000万株)と22000円を回復して取引を終えた。米中間選挙の結果を見極めたいとする模様眺めムードの中、5日の米国市場でNYダウやS&P500が概ね堅調推移となったほか、円相場が1ドル113円30銭台と円安で推移していたことなどが材料視された。また、前日に第2四半期決算を発表したソフトバンクG<9984>が買い先行で始まったことも日経平均を押し上げる格好となった。その後、ソフトバンクGは下げに転じるものの、トヨタ<7203>がザラ場に発表した決算が好材料視される格好となった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは医薬品、保険、卸売、石油石炭、鉄鋼、輸送用機器が2%を超える上昇。一方で、空運のみが小幅に下落している。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、エーザイ<4523>、アステラス製薬<4503>、ファナック<6954>がけん引。 買い先行で始まったソフトバンクGが早い段階で下げに転じたほか、TDK<6762>、東エレク<8035>、日東電<6988>などハイテク株に弱い動きがみられており、米アップル急落による影響がみられたが、内需・ディフェンシブ系を中心に堅調推移となり、終日底堅い相場展開となった。また、トヨタの決算が評価されたほか、下方修正を発表したSUBARU<7270>が上昇して終えたことも一先ず安心感につながった。 セクター等をみるとリバランス中心であり、米中間選挙の結果のほか、これを受けた海外市場の反応を見極めたいとする模様眺めムードが強かったであろう。とはいえ、日経平均は22000円を回復して終えるなど、底堅さがみられている。需給懸念はくすぶるものの、概ねピークは通過したとの見方もありそうだ。決算発表がピークを迎える中、引き続き積極的な売買は手控えられることになろうが、まずは重大イベント通過後のアク抜けが意識されることになろう。マザーズ指数の上昇も安心感につながるため、物色対象は絞られるものの、中小型株物色も次第に活発化しよう。 《CN》
関連銘柄 11件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17