マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
9/15 20:48:14
16,984,082
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

配当再投資の需給一巡も政策期待から日本株の見直し継続【クロージング】

2018/9/26 15:55 FISCO
*15:55JST 配当再投資の需給一巡も政策期待から日本株の見直し継続【クロージング】 26日の日経平均は8営業日続伸。93.53円高の24033.79円(出来高概算14億8000万株)と本日の高値で取引を終えた。終値での24000円回復は1月23日(24124.15円)以来となる。25日の米国市場では、米中貿易摩擦への懸念や米連邦公開市場委員会(FOMC)発表を見極めたいとの思惑から、NYダウは下げていたが、円相場が1ドル113円台に乗せる局面がみられたほか、配当落ちに伴う再投資といった需給面が押し上げる格好となった。また、TOPIXがマイナス圏で推移していたことから、後場は日銀のETF買い入れといった需給も日経平均を押し上げる格好となっている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えているが、値上がり、値下がり数はほぼ拮抗。セクターでは石油石炭、水産農林、精密機器、鉱業、小売、医薬品が堅調。一方で、配当落ちの影響もあり、海運、銀行、その他金融、輸送用機器、証券、空運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、TDK<6762>、ユニファミマ<8028>がけん引。 日経平均は権利落ち分を吸収して8カ月ぶりに心理的な抵抗だった24000円を回復した。配当落ちに伴う再投資による需給面の影響が大きいとみられるが、GPIFなど年金は月末までかけて買うところもあるようであり、引き続き心理的には下は売りにくくなるだろう。また、海外勢の買い越し基調は続いているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利上げの実施がコンセンサスとなる中、円相場は円安に振れやすい状況。また、安倍政権に対する政策期待等も根強く、相対的に出遅れている日本株への見直しは続きそうである。TOPIXは僅かに下げてはいるが、高配当の主力株の下げの影響とみられ、NT修正の流れは継続とみる。 その他、マザーズ指数は2%を超える上昇となった。そーせい<4565>のインパクトが大きいとみられるものの、需給懸念のピークは通過したと考えられ、中小型株への見直しも広がりをみせてくることになりそうだ。 《AK》
関連銘柄 6件
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17