マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
9/18 1:20:43
16,950,175
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

配当落ち考慮も23500円キープで10月相場への期待感がより強まる【クロージング】

2018/9/21 15:52 FISCO
*15:52JST 配当落ち考慮も23500円キープで10月相場への期待感がより強まる【クロージング】 21日の日経平均は6営業日続伸。195.00円高の23869.93円(出来高概算20億7000万株)で取引を終えた。米中貿易摩擦の懸念が後退しているほか、米国市場ではNYダウが250ドルを超える大幅上昇となる中、日経平均は23800円台を回復して始まった。その後は23800円を挟んでのこう着が続いていたが、為替市場ではドル円が1ドル112円70銭台と円安に振れていたほか、海外勢によるリバランスとみられるTOPIX買いが継続、後場半ばには一時23971.41円まで上げ幅を広げる局面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは石油石炭が4%を超える上昇となったほか、海運、保険、鉄鋼、非鉄金属、その他金融が堅調。一方で、その他製品、金属製品、医薬品が小安い。指数インパクトの大きいところでは、京セラ<6971>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、TDK<6762>、テルモ<4543>、ファナック<6954>がけん引。 日経平均は引けにかけてやや上げ幅を縮めたが、FTSEの定期見直しによるリバランスがあったため、560億円程度の資金流出が見込まれており、この影響があったとみられる。とは言え、日経平均は24000円に迫る勢いであり、来週以降の年初来高値更新なども意識されることになりそうだ。来週はトランプ米大統領との首脳会談のほか、茂木経済再生担当相は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との日米通商協議(FFR)が控えており、これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。追加利上げの実施がコンセンサスとなる米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の材料出尽くし感や、利上げを見送った場合の失望感なども警戒する必要がありそうだ。 一方で、政権安定が意識されるほか、来年10月には消費増税が予定されるなか、着実な実施に向けての大幅補正といった、経済テコ入れ策などへの期待感が高まりやすいところである。また、警戒されている個人主体の需給状況についても、連日でストップ安が続いていたそーせい<4565>が完全合致で寄り付いたほか、TATERU<1435>に対する海外勢の売りも一巡したことで、一先ずアク抜けが意識される。 9月中間期末の配当落ち分は160円程度とされるが、この落ち分を考慮しても直近で空けたマド下限レベルの23500円処をキープできると、10月相場への期待感がより強まることになる。また、配当落ちに伴う再投資では、MSCI分を含めて7000億円程度の需要も見込まれている。 《AK》
関連銘柄 8件
1435 東証スタンダード
149
9/4 15:00
-9(-5.7%)
時価総額 13,578百万円
不動産賃貸経営プラットフォーム運営会社。賃貸経営アプリの提供や投資用不動産のマッチング、スマートホテルの運営を展開。】IoT活用賃貸住宅の開発棟数が増加基調。管理収入伸びる。人件費増やIT投資費用を吸収。 記:2024/09/03
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17