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後場に注目すべき3つのポイント~日米通商協議・首脳会談控え上値は追いにくい

2018/9/21 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~日米通商協議・首脳会談控え上値は追いにくい 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は6日続伸、日米通商協議・首脳会談控え上値は追いにくい ・ドル・円はじり高、日本株高で円売り進行 ・値上がり寄与トップは京セラ<6971>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は6日続伸、日米通商協議・首脳会談控え上値は追いにくい 日経平均は6日続伸。118.42円高の23793.35円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えている。 20日の米国市場でNYダウは251ドル高と3日続伸し、およそ8カ月ぶりに最高値を更新した。米中貿易摩擦に対する過度な懸念が後退したほか、週間新規失業保険申請件数の減少や9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数の予想上振れで米経済の堅調さが示され、投資家心理が上向いた。米長期金利の上昇とともに円相場は1ドル112円台半ばまで下落し、本日の日経平均は米株高や円安を好感して173円高からスタートした。朝方に一時23864.04円(189.11円高)まで上昇すると利益確定の売りが出て伸び悩んだが、結局3ケタの上昇を維持して前場を折り返した。 個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株やソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などがしっかり。東海カーボ<5301>やコマツ<6301>は3%超、昭電工<4004>は5%近く上昇した。コマツは米同業キャタピラーの株価上昇が刺激材料になったとみられる。創業家が保有株を売却意向と報じられたスルガ銀<8358>は10%高。また、生体認証会社との資本業務提携を発表したUbicom<3937>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソニー<6758>が2%安となったほか、任天堂<7974>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>もさえない。株式売出しの受渡日となる朝日インテック<7747>は商いを伴って2%超の下落。アルプス電<6770>や花王<4452>も下げが目立った。セクターでは、保険業、水産・農林業、海運業などが上昇率上位。半面、金属製品、その他製品など5業種が下落した。 米株高や円安を好感して日経平均は6日続伸している。前日投開票された自民党総裁選で安倍首相が3選を決め、金融緩和策の継続や経済対策への期待の高まりも相場を押し上げているようだ。また、米中貿易摩擦により日本企業が相対的に優位になるといった見方や、米追加関税で同国のインフレ圧力が高まり、為替が円安・ドル高に振れやすくなるといった見方から海外投資家が日本株に買いを入れているといった観測もある。総裁選通過による材料出尽くし感が広がった場面でも大きな押し目は作らず、堅調推移となっている。 しかし、日米通商協議(FFR)が24日、日米首脳会談が26日開催となり、3連休とともに外交上の重要イベントを控えて積極的に上値を追いにくい状況でもあるだろう。トランプ米大統領が自動車などの輸出制限や円安是正で日本に対する圧力を強めてくるようであれば、海外投資家が期待する日本企業の優位性も薄まる可能性がある。9月の中間期末を前に買い戻しの動きは続いているが、目先の利益を確定する売りも出て、後場の日経平均はこう着感の強い展開となりそうだ。 ■ドル・円はじり高、日本株高で円売り進行 21日午前の東京外為市場でドル・円はじり高。前日欧米市場のドル買い地合いが続くなか、日本株高を背景に円売りが進んだ。 ドル・円は、前日海外市場で上値抵抗線として機能していた112円50銭を上抜けたことで、ドル買いの流れが本日アジア市場でも続く。日経平均株価の連騰期待の円売りもあり、ドルは112円70銭付近に上昇。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、目先の日本株高継続を意識した円売りに振れやすい。一方、上海総合指数はマイナス圏で推移しており、3連休を前に調整のドル売りの手がかりとなりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円43銭から112円70銭、ユーロ・円は132円41銭から132円80銭、ユーロ・ドルは1.1774ドルから1.1784ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・Ubicomホールディングス<3937>やナガオカ<6239>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは京セラ<6971>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・8月消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.9%(予想:+0.9%、7月:+0.8%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 7月全産業活動指数(前月比予想:+0.1%、6月:-0.8%) <海外> ・16:30 独・9月製造業PMI速報値(予想:55.7、8月:55.9) ・16:30 独・9月サービス業PMI速報値(予想:55.0、8月:55.0) ・16:30 独・9月総合PMI速報値(予想:55.4、8月:55.6) 《HH》
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4452 東証プライム
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6239 東証スタンダード
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9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6770 東証プライム
1,499.5
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-60(-3.85%)
時価総額 328,812百万円
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-64(-3.54%)
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7203 東証プライム
2,674
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7747 東証プライム
2,653.5
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7974 東証プライム
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-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
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三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,415
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-82(-6.67%)
時価総額 226,118百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
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みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
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7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
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