マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
9/18 13:37:32
17,286,895
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NT修正や相対的に出遅れている銘柄への買い戻しが中心に【クロージング】

2018/9/20 16:18 FISCO
*16:18JST NT修正や相対的に出遅れている銘柄への買い戻しが中心に【クロージング】 20日の日経平均は小幅ながら5営業日続伸。2.41円高の23674.93円(出来高概算16億7000万株)で取引を終えた。中国の李克強首相が輸出競争力を向上させるために人民元切り下げを行わないと発言し、貿易摩擦への懸念が後退。米10年債利回りは心理的節目の3%を上回ってきており、イールドカーブのフラット化も一服する中、米国市場では銀行株が上昇しており、日本株市場においてもメガバンクなどへの物色に向かわせた。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるものの、引き続き海外勢の資金流入が観測されるなか、23700円を挟んでの底堅い相場展開が続いた。その後、安倍自民党総裁の3選が伝わるなか、やや乱高下の動きもみせていたが、大引けにかけて買い戻され、小幅ながら上昇して終えている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは任天堂<7974>が終日強含みで推移しており、その他製品が上昇率トップ。その他、銀行、鉄鋼、非鉄金属、証券、保険が堅調。半面、パルプ紙、空運、金属製品、食料品、化学が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、日立建機<6305>、ファナック<6954>がけん引。一方で東エレク<8035>、ダイキン<6367>が重石となっている。 自民党総裁選では、安倍総裁の3選圧勝が伝わり、本日の高値を付けるものの、その後本日の安値を付ける局面もみられるなど、結果を受けた乱高下がみられた。先物市場で敏感に反応した格好だが、一先ず想定通りの結果となり、短期筋の仕掛け的な動きといったところであろう。政権安定が意識されるほか、来年10月には消費増税が予定されるなか、着実な実施に向けての経済テコ入れ策などへの期待感が高まりやすいところである。 もっとも、トランプ米大統領との首脳会談のほか、茂木経済再生担当相は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との日米通商協議(FFR)が控えており、これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。また、3連休を控えていることから、積極的な売買も期待しづらいところである。NT修正に伴うTOPIX型優位のほか、相対的に出遅れている銘柄への買い戻しが中心になりそうだ。 また、マザーズ、JASDAQともに下落となっている。そーせい<4565>が連日でストップ安となる中、引き続き需給懸念が根強い状況である。ただし、ゲーム関連の一角など、個別に動意付く銘柄も散見されており、そーせいの完全合致の寄り付きで、アク抜けといったところであろう。 《AK》
関連銘柄 7件
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6305 東証プライム
3,457
9/4 15:00
-146(-4.05%)
時価総額 743,653百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10